メディアワークス文庫<br> スターティング・オーヴァー

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紙書籍版価格 ¥693
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メディアワークス文庫
スターティング・オーヴァー

  • 著者名:三秋縋【著者】
  • 価格 ¥583(本体¥530)
  • KADOKAWA(2014/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048660013

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内容説明

二周目の人生は、十歳のクリスマスから始まった。全てをやり直す機会を与えられた僕だったけど、いくら考えても、やり直したいことなんて、何一つなかった。僕の望みは、「一周目の人生を、そっくりそのまま再現すること」だったんだ。 しかし、どんなに正確を期したつもりでも、物事は徐々にずれていく。幸せ過ぎた一周目の付けを払わされるかのように、僕は急速に落ちぶれていく。――そして十八歳の春、僕は「代役」と出会うんだ。変わり果てた二周目の僕の代わりに、一周目の僕を忠実に再現している「代役」と。 ウェブで話題の新人作家、ついにデビュー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

K

128
順風満帆な1週目の人生を突然10年前からやり直すことになった主人公の物語。この著者の作品はどうしようもなく歪んでる印章が強いが、だからこそ現実味を帯びて感じられる。綺麗事を並べるだけのハッピーエンドとは一味違って...周りから見ればどん底の不幸だけど、"そこ"にいるからこそ気付ける幸せっていうものが確かに在ると思います。2週目の彼が1週目の記憶に囚われながらもそれを手にすることが出来たのは正に「不幸中の幸い」でした。..話は変わりますが、作中で披露された歩く速度に関する彼の持論には頷かされました(笑)2018/06/28

なこ

123
三秋さん初読み。これは初めて体験する世界観!暗さの中に進んで行くような感覚があり、このまま落ちる一方かと不安を感じていたら、ほんのり温かさを感じる光が少しずつ見えてきた。「反撃開始」…この言葉が私の気持ちを前向きに引き上げてくれた。 それと三秋さんの言葉の使い方や言い回しが良い意味で独特で良かった♪面白かった〜、他の作品も是非読みたい!(^^)2016/11/16

た〜

114
三日間の幸福の著者のデビュー作ということで。面白くはあるのだけれど、終盤までの一人芝居のような文体がなじみにくくてなかなか読が進まない。でもラストが近づいて他の人とのつながりが出てきてからは一気。全体の雰囲気は良くも悪くも三日間の幸福と似ている。2014/11/02

hisato

93
過去に戻って、もう一度人生をやり直すといった感じの話ですが、『やり直す』とはちょっと違うストーリーです。三秋さんの作品の登場人物は、序盤はイマイチ好きになれないものの、読み進めていくとだんだん愛着が湧いてくることが多いです。捻くれたような表現が多いのと、設定や世界観が現実離れしてるからでしょうか。それでも読んでいて面白くなっていくのは、その中で登場人物の心理描写がとても分かりやすく読めてしまうからなのかもしれません。本作については、主人公よりもヒイラギよりも妹が一番のお気に入りキャラでした。2017/01/07

ユザキ部長

86
人生なんて勘違いの連続で気持ちの持ち様で全く変わる。もし生まれ変わって二十歳の自分が十歳の自分になったらどうする?後悔ばかりの人生だけどプライドばかり邪魔をして結果悪くなる一方。そして表れたもう一人の一周目の自分。自分を殺す事でやり直しが効くのか。躊躇う自分は一体何をしてるんだ?もう認めよう。幸せの欠片は、そから中に落ちてる。神様に試されてるのなら認めよう。未来をどう思うか。未来をどう創るか。2019/04/04

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