内容説明
科学者志望の令嬢リリアナが、父の死の真相を求めて参加したハウスパーティー。主催者の若きストラトフォード伯爵と接触するうちに恋の炎が燃え上がって……これってなんの化学反応?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
veri
11
まっすぐヒロインと猜疑心ヒーロー!ヒーローなんだかんだと最初からベタ惚れで、その気なしのヒロインに振り回され続けます。ヒロインのある意味での集中力がおかしくてヒーロー可哀想w化学の話も小難しくなり過ぎず楽しく読めました。ヒロインが自分のしたことに罪悪感を持ってるところに好感が持てました。ヒーローもあれこれ頑張っていて微笑ましく、次の話も読みたいと思いました。2014/09/28
キッチンタイマー
4
冒頭部分でこれはミステリーの香り、と思っていたけど読むのに1週間かかったのは花粉症のせいかしら。いやかなりあるとは思う(^^;;生真面目誠実なヒーロ(政治家はこうでなくちゃ)と多少ハンパな理系ヒロイン。でもね、もうちょい深めたらなあ。例えば伯父伯母すごくいい人なのにヒロインが篭ってる気持ちとか、怪しい人物をもう少し匂わすとか、後ろに繋がる何か、ですかね。読者をバカにしないで書いてあるなーとは思うのだけど。いや実際ヒロインに感情移入できるし、ヒーローはほんとに紳士。デレで気の毒なくらい(^^)で次は隣のうち2015/02/28
まめもち
0
父親の死の真相を探るリリアナ×ジェフリー。母親にはめられて花嫁選びの舞踏会を開くはめになったヒーロー。結婚する気はないが調査のために出席するヒロイン。媚びない女が新鮮なのかどんどんヒロインに惹かれるヒーロー。好きな子をいじめるという超古典的な展開はもう少しひねってほしかったかな。ヒロインが理系女子のせいか言動がはきはきしてたのがよい。サスペンスは怪しいと思ったとおりの人物が犯人でした。2016/09/25