知られざる職種 アグリゲーター 5年後に主役になる働き方

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知られざる職種 アグリゲーター 5年後に主役になる働き方

  • ISBN:9784822274177

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内容説明

近い将来、サラリーマンは1社だけに帰属するのではなく、2社以上と仕事をするようになるだろう――。
本書調査ではこんな結果が明らかになった。組織の枠にとらわれず、社内外で活躍できる人たちを「アグリゲーター」と呼ぶ。
才能ある人、技術、チャンスをどん欲に巻き込み、プロジェクトを遂行する。
そんな個人の力を活かすことで、巨大企業も生まれ変わる。
トップコンサルタントとビジネス誌記者が描く「個人と企業の再生論」。

目次

第1章 個人と企業の問題は一度に解かなければならない
第2章 企業経営を変える三つの武器I・C・M
第3章 硬直化した企業組織をどうやって壊せばいいのか
第4章 アグリゲーターが活躍する時代
第5章 アグリゲーターを生み出す組織
第6章 イノベーションパワーを拡大する七つの要素
第7章 「人財育成」と「イノベーション」は同時に進めよ
第8章 二〇三〇年 社会、企業、働くワタシ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Miyoshi Hirotaka

26
ピラミッド組織はナポレオン軍制が起源。革命後、周辺国から干渉されたフランスは、国民軍を組織した。軍人は次々に死んだのでピラミッドの形は適正に維持され、革命の成果は欧州全域に定着した。一方、フラット型組織の例は織田信長の方面軍。多様性を容認し、リーダーシップを徹底させるには適している。「アグリゲーター」とはフラット型組織内のリーダー。組織は環境に適応すべきだ。5年前はフラット型が理想と見えた業界も、今ならピラミット型が効率的かもしれない。環境変化に合った組織を選択し、自らを素早く変えられる者だけが生き残る。2018/02/08

sayan

16
7月13日(金)に2017年の就業構造基本調査が発表された。そのデータをもとにあるブログでは40代前半(44~44歳)の所得中央値が、472万円(2017年)で524万円(1992年)から50万円も減っていると推計した。本書は2013年に「5年後に主役となる働き方」と銘打ち、アグリゲーターという言葉をもって論じている。著者が提唱する考えに共感は覚える。ただ個人の変化に重きをおく主張は、いま人財として自身に投資する余裕がないなかで、どこまで説得力あるのか。発表統計データを見ながら少し暗澹たる気持ちになった。2018/07/14

ひろき@巨人の肩

14
リンダ・グラットン著「ワークシフト」が素地となっている感じ。情報技術を視点では、企業と個人の力関係が変質し、旧来型のニュートン型組織は機能しなくなる。よって水平的なダーウィン型組織へ再構築した企業が生き残る。そこでは個人の働き方も変革し、アグリゲーターの能力が必要となる。前半部は非常に参考になった。ただアグリゲーター万能説を説く後半は少し助長だったかな。2016/11/12

Koichiro Minematsu

13
図書館本。自分に足らない、または必要なリソースをかき集め、自分自身の意思決定で自由に変革していく。そんな人材が2020年以降、いや、これからの組織、企業を支えていくのだろう。価値観を変えたり、見方を多次元にできる。働き方も良い方に変わるだろう。2017/05/06

Michi

9
面白いよ、ってオススメしたい本。多分、購入。働き方が生き方に近づいてきた、ということでしょうか。パラレルキャリア時代の到来。2014/09/08

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