内容説明
マージェリーは昼はレディ付きのメイドとして働き、夜は手作りのお菓子を娼館に持ち込み、女性たちのドレスと交換して生計をたてている。ある晩、彼女は館のホールで見知らぬ紳士とぶつかった。マージェリーの動揺を嘲笑うように、彼は突然彼女の唇を奪うと、悠然とその場を立ち去った。その紳士、ヘンリー・ウォードは蠱惑的な笑みをたたえ、それからもたびたびマージェリーの前に現れる。いったい彼は何者なの? 彼女の疑問はほどなくとけた。ヘンリーが驚愕の事実を告げたのだ。「きみは伯爵の孫娘だ。僕は迎えに来たんだ」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Michelle
9
メイドをしているヒロインが、実は4才の時に行方がわからなくなっていた伯爵の孫娘とわかる。ヒーローは次期伯爵だったわけだが、病気の伯爵を助けてヒロインを探し出し、相続するはずだった地位と財産は、ヒロインが女伯爵として譲り受けることになった。最初の方からなんだか無理がある話だなあと感じていて、結末はあっと驚く内容だったけど短絡的で都合よすぎ。思わず脱力してしまった。これで読者を納得させるには説明が足りないと思った。2023/09/21
shushu
1
まぁなんというかオーソドックスなロマンス本だった。可もなし不可もなし、悪くはないと思うが、これ!というポイントもなし。2013/10/12
Mei♪
0
メイドが、実は令嬢だったという、よくある様なストーリーでしたが、まわりの登場人物が良い感じで、また流れも良く面白かったです。シリーズになってるみたいだけど、多分他は読んで無いので、読んでみたいです。2014/08/24
なこ
0
★★⭐⭐⭐2013/12/29