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内容説明
華々しい舞台の裏側で何が起きているのか!?
スポーツ・インテリジェンスとは何か。それはオリンピックをはじめとする国際競技で勝ち抜くための「情報戦略」である。コンマ数秒の差を争う決勝戦。最後にその明暗をわけるものこそ「情報」にほかならない。相手選手やチーム、試合環境、使用器具等を徹底的に調べ上げ、国家を動かし中・長期スポーツ戦略を策定する。その最前線で長年活躍してきた著者が、知られざる実態を明らかにするとともに、さまざまなレベルでの「競争」が熾烈化する現代社会における情報との向き合い方を記す。
目次
第1章 進化するトップスポーツの世界
第2章 スポーツ・インテリジェンスとは何か
第3章 オリンピックの舞台裏で何が行われているか
第4章 戦う選手団「チームジャパン」を作る
第5章 マルチサポート・ハウスをめぐる決断
終章 スポーツ・インテリジェンスに終りはない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
51
オリンピックでのメダル獲得数イコール国力・情報収集能力となってしまっている現状。ドル箱のスポーツイベントであることは承知しているものの、そこにスポーツの本質が見えなくなってしまっている部分もあるのではないだろうか。2016/05/25
ふくみみ
3
オリンピックは国同士の威信をかけた戦争になってるのかもなー。情報戦の様子が戦争さながらのような。勝つためにあらゆることを調査・検証して国ぐるみで結果を出す。それは正しい戦略と思いつつ見る側としてはちょっと寂しい気もします。情報分析官の方法論がなく業務範囲が決まってない感じなのは分析業務にありそうな話だと思ってしまいました。2016/09/01
アーキー
1
★★★☆☆ 70 2022/08/27
Zaid
1
そんなに難しいことは書かれておらず、10年ほど前から最近までの日本のスポーツに対する考え方の変化が感じられる。こうしてみると、今の日本のスポーツ界は「非科学的な根性論スポーツ」と、「国を挙げた総力戦としての競技スポーツ」との両極端になってきているように感じる。スポーツで競い合うとはどういうことなのか、どうあるべきなのか、改めて考えさせられる。2019/04/19
マサキ
0
オリンピックに対し日本のメダルを増やす方法について裏方の仕事がわかる本であった。 適正を見て競技を変更を提案していくことは本人にとっても幸せな選択を見つけてあげることでとてもいい話だと思った。2017/11/27