小説 仮面ライダー龍騎

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小説 仮面ライダー龍騎

  • ISBN:9784063148534

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内容説明

彼らはなぜそこまでして戦わなければならなかったのか――!?
「最後まで勝ち残った者はどんな願いも叶えられる」――その言葉にすがり、凄まじい戦いをくりひろげていく仮面ライダーたち。ナイト、ゾルダ、そして王蛇……壮絶な戦いに挑む彼らには、それぞれに悲しくて救いのない“戦う理由”があった――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maito/まいと

22
TVのメインライター・井上さんが描く龍騎小説版。まるで555小説版を想起させる生々しい描写や、よい子は読んじゃダメだろ~と思わせるほどの生死の極限シーンは、龍騎という世界観が持ち合わせていたバトルワールドの過酷さと悲惨さを思い出させる(涙)特に浅倉の設定はもはや放送禁止レベル、これはさすがに実写化できんわ!その一方で各登場人物の設定が非常に精密。特に真司のバックボーンが描かれることで信念と脳天気が両立?していたお人好し主人公が重厚になっていて好印象(そのくせノリツッコミがいいアクセントになってて救われる)2013/09/02

ぽかちゅう48

17
激ハマりした好評ドラマ『トクサツガガガ』に影響されての読書です(アレめっちゃ面白かったぁ♪)…というワケで?最後は特撮小説で締めます(笑)感想としては(この本ね)すごくダークです(^^;昔の「とうっ!」ではなくて、ストーリー性がすごく高い。このシリーズ、今回はまだ救いがありましたが、毎回報われない結末が多いので、最後は少しだけホッとしました。…あと少しで平成から令和に、変身!!(^^)2019/04/29

王蠱

17
お、重てぇ・・・シリアスとかそういう域でなくもうひたすらに重く、影が全体に覆いかぶさっているかのような重苦しさ。原作からして平成一期の「ライダーは殺し合い」路線を決定づけたような話だったが設定改変してさらにキツくするとは・・・(汗)そういった読後感の面での陰鬱さがどうしても拭えない一方でキャラ的・設定的な改変の度合いは多すぎず少なすぎずのいい具合で苦手な話なのに先が気になって仕方なかったという罠wただ「剣」の小説もだったけどアドベントカードの使用が見れなかったのはちょい残念だったかも2013/08/30

虎師匠

15
初期の傑作の一つにして、物語の結末の多様性すら示唆してみせた異色作を、劇中おおよそ主軸として描かれたキャラクター達を中心に独自の味付け、脚色を加えて再構築した佳作。「仮面ライダー」ではなく「仮面契約者」、「ライダーバトル」ではなく「契約者バトル」、カードデッキではなくエンブレムで戦う等、若干の変更点は在る物の、大筋の世界観、キャラクターの性格は共通。句読点を意図的に抜いたモノローグ、珍しく詩的な比喩が多いのは、細かく区切られた章立ても含め読みやすくする為なんだろうな。(以下コメ欄にて。)2014/02/24

水無月冬弥

15
#ラノベ 面白かったけど、これを間違って小さな子が読むとトラウマになるよね? って思うくらいダークな話だった。 いや、もうこれ、子供向け特撮のラノベ化じゃないよね(笑) というか、放映できなさすぎだよ、これ。2013/11/16

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