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内容説明
みんながすくすく成長できるよう、給食日本一の給食をめざす栄養士たちの活動を通じて、食の大切さや、食べることの喜びを伝えます。
目次
はじめに 開幕!全国学校給食甲子園決勝大会
第1章 夢は給食日本一!おいしい給食をめざして
第2章 給食は宇宙食?超衛生的な給食の秘密
第3章 決勝大会実況中継 白熱したたたかいのゆくえは!?
第4章 ふるさとの味づくりは生産者との出会いから
第5章 ふるさとの歴史を料理にする
第6章 「いただきます」に心をこめて
第7章 結果発表!日本一にかがやいた給食は!?
おわりに 給食がつくる未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
57
図書館本。 給食甲子園…。なんかんか昔NHKの番組でみたことあるような…? 野菜を食べると風邪をひきにくくなるというよくある食育教育エピソードとO157がもたらした給食の変化(ハサップ)が印象的。結構野菜嫌いな子って多いのですね。 衛生面以外でもカロリーや味付け、何より地域の子どもの味覚に適合するかが給食の勝負所みたいです。東京で大人気のカラフルライス大失敗のエピソードが象徴的。2024/08/07
chiaki
41
日本の学校給食の素晴らしさには、"いただきます"と皆で手を合わせる習慣や栄養面や衛生面に、諸外国からも注目されていることは知っていましたが、その注目の裏にこれほどまでに栄養士さんや調理員さんの熱いドラマがあったとは!郷土の産物を取り入れ、考え抜かれた献立は、食品の衛生を守るため調理の際の導線まで考えるそう。日頃のそんな成果を出し切る給食の全国大会の白熱した模様が伝えられる本書。私の出身地の小学校が近畿ブロック代表で出場しており、応援しながら読みました。給食ひとつから見えてくる地域の食文化や歴史にも注目!2021/01/06
たまきら
34
給食甲子園について全く知らなかったのですが、いやあすご~い!墨田区の栄養士さん達もすっごく熱いけど、こんなに頑張っている人たちがたくさんいるんだ…なんてありがたいんだろう!娘の学校には給食を作る独立した場所があり、学校説明会で栄養士さんがいかに「うちのごはんはおいしい」か力説してくれたものです。いつも本当にありがとうございます。…私が作ったら食べないものも学校なら食べるのよね~! 2022/01/17
けんとまん1007
14
給食。なんて懐かしい響きだろう。それにしても、さすが全国ともなると、違うなあ~。何より、たずさわる方々の思いが、いっぱい詰まっている。だから美味しいんだな。改めて、栄養士さんの苦労と、HACCPに代表されるような今の調理される方々の苦労と努力。本当に、頭が下がる。何年もかけて野菜嫌いを克服するとか、長いスパンで物事を考えることの凄さもある。以前読んだ”変な給食”の対極にあるものだろう。ただ、圧倒的にたくさんの給食は、同じ思いで作られている。PTA役員時代の給食の試食会が楽しみだったのを想い出した。2013/12/15
ぷーきん
13
12歳から。日本の給食ってスゴイ!この本を読めんだ児童は、毎日の給食だけでなく、地域の食材や伝統料理にまで興味がわいてくるはず。もちろん、パーフェクトな栄養の献立を考える栄養士の先生や宇宙食並みの衛生で大量の食材を調理する調理員さんへの感謝も感じられるでしょう。私も 今更ながら、日本に生まれて世界一の給食で育ててもらった事に感謝m(_ _)mそして、息子も栄養満点な給食にお世話になれる事に感謝。2015/03/12