- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
波瀾万丈の生涯を一俳人として生きた一茶。自選句集や紀行、日記等に遺された二万余の発句から千句を厳選し配列。慈愛やユーモアの心をもち、森羅万象に呼びかける一茶の句を実作にも役立つ季語別で味わう。
目次
春
夏
秋
冬
雑(無季)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shou
4
解説付き季語別に千首。「我と来て遊べや親のない雀」など動植物への労りの視点、「ぼた餅や地蔵のひざも春の風」などぬくもりのあるユーモアは句に親しませてくれる。一方で「衣替えて居てみてもひとりかな」「露の世ハ露の世ながらさりながら」など子供たちを幼くして失った悲しみが全編濃厚。2015/01/25
テツ
3
久々に読んだ。『我ときて遊べや親のない雀』が昔から好き。最初はのどかな光景を詠んだ歌だとしか思わなかったけれど、幼い頃に母親を失った一茶が自分の孤独を雀に重ね合わせてこれを読んだ瞬間に何を考えていたのかと想像すると悲しい。地元が長野なので今度帰省したら一茶の残した足跡を見てこよう。2014/01/08
あや
1
四季の流れに沿って1000首を掲載。句集は読み慣れておらず、小林一茶なら素人にもわかりやすいのではと思って手に取ったが、解説まで含めると読了に大変に時間がかかった。一般に、小さな生き物に寄り添ってあたたかく見つめたと評されがちの一茶だが、数多くの句を通して読むと、その裏にあるのは故郷で継母に冷遇されて育ち妻子さえ次々亡くした孤独さや、農業に就かず俳諧を売りに他人を頼った旅暮らしを続ける後ろめたさ、貧しさであるとわかる。風流を敢えて俗にとらえ、特に信濃出身のため雪に雅を見出してる場合でないという態度が面白い2020/08/10
双海(ふたみ)
1
何遍も読みたい、そんな本です。2013/08/27
くまたろ
0
大阪市立中央図書館所蔵受取館 淀川図書館2016/11/18
-
- 電子書籍
- 後宮を追放された稀代の悪女は離宮で愛犬…
-
- 電子書籍
- AneLaLa かわいいひと stor…
-
- 電子書籍
- マチネとソワレ(6) ゲッサン少年サン…
-
- 電子書籍
- 抱擁 1 マーガレットコミックスDIG…