岩波新書<br> 科学者が人間であること

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岩波新書
科学者が人間であること

  • 著者名:中村桂子(生命誌)
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • 岩波書店(2013/10発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784004314400

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内容説明

「人間は生きものであり,自然の中にある」.大震災以後の社会は,この「当たり前」の原点からしか再生できない.まず誰よりも,科学者が一個の人間であることによって,出来ることがあるのではないか.人間も含んだ生きもの全体の歴史として「生命誌」を提示し続けてきた著者が,私たちの未来への熱い思いをこめて語る.

目次

目  次
   はじめに――科学者が人間であること

 Ⅰ 「生きものである」ことを忘れた人間
  1 「生きものである」とはどういうことか
  2 「ヒト」の特徴を考える
  3 近代文明とは何だったか――「生命」の視点から

 Ⅱ 「専門家」を問う――社会とどう関わるか
  1 大森荘蔵が描く「近代」
  2 専門家のありようを見直す
  3 社会に対する「表現」
  4 生活者として、思想家としての科学者

 Ⅲ 「機械論」から「生命論」へ――「重ね描き」の提案
  1 近代科学がはらむ問題
  2 「密画化」による「死物化」
  3 「重ね描き」という方法
  4 自然は生きている
  5 「知る」ことと「わかる」こと

 Ⅳ 「重ね描き」の実践にむけて――日本人の自然観から
  1 日本人の自然観
  2 「重ね描き」の先達、宮沢賢治
  3 「南方曼陀羅」と複雑系の科学
  4 重ね描きの普遍性

 Ⅴ 新しい知への道――人間である科学者がつくる
  1 生命科学の誕生
  2 アメリカ型ライフサイエンスの問題点
  3 何を変えていくか
  4 生命誌研究館の二〇年とこれから
   おわりに

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