内容説明
伝説の雀鬼・桜井章一。’91年の発足以来、桜井率いる「雀鬼会」に、今なお若者たちが集まってくるのはなぜか。そこでは何が行われているのか。桜井は何を語り続けているのか。麻雀のできない著者が、約3年の取材期間をかけ、その実態に迫った。「師」と「弟子」たちを結ぶ太くて繊細な「絆」とは!? 神ではなく鬼と呼ばれる男が、体を張って伝え続ける“生きる力”とは!? 文庫化にあたり、桜井本人による特別寄稿も収録。
目次
1章 教育に非ず―「誇り」の伝承(鬼の下に集まる若者たち 教育を超えた知恵の伝承)
2章 人生を変えた若者たち―「言葉」の伝承(心を溶かした若者 数字を超える価値 自分の中の悪臭を消せ)
3章 負けない力―「無敗」の伝承(雀鬼が一番弟子に託したもの 無敗伝説を生きる男たちの不思議な縁 無敗伝説をリレーする「あるもの」)
4章 内なる自然の目覚め―「野生」の伝承(野生に戻る旅 真夏の大自然教室 「奇跡」も自然の現象の一つ)
5章 師との別れ―「魂」の伝承(「闘争」からの逸脱 「別れ」の痛み 「強いの?オレより」 鬼が、泣く)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
3s_t_Pta
3
ノンフィクション作家が「雀鬼」と呼ばれた男を書いた作品。とはいえ、正直嘘くさい内容もあった。 しかし、「教える」でも「育てる」でもない、心でぶつかっていくという印象を受けた。 現代にはあまり見られなくなったことじゃないかなと思う。考え方など、身になることはあったと思う。2019/03/07
舟江
1
人間が狩猟時代を生きていた頃をほうふつさせるような内容。私が彼らと同じ点は唯一つ。先輩も後輩もない、ただ実力のみで生きてきたことだ。結構考えさせられた。現代人は生きること(遊ぶこと)への真剣さが足りない。と、言うことであろうか。2018/06/13
mat
1
取材する事で、会長の著書とは違う角度で雀鬼を表現した貴重な内容だと思う。2016/06/14
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