内容説明
安倍晋三首相は、本年5月に開催された国際交流会議「アジアの未来」の晩餐会で「ダイナミックな融合を遂げつつあるアジアで、活力あるメンバーとなるよう日本を生まれ変わらせる」と力説し、アジアでの経済連携を加速させることを強調。就任直後にベトナム、タイ、マレーシアを訪問し、本年7月には再びマレーシア、そしてシンガポール、フィリピンを訪れた。「アジアを導くものは昔も今も、これからも力による威圧ではない」と語り、各国の政財界関係者から喝采を浴びている。日本では「日本とアジア」というと、特定アジア2カ国(中国・韓国)が喧伝する「日本は戦前、アジアを蹂躙した」なる偏向史観が横行してきた。だが特定アジア2カ国以外のアジア各国では、そうした歴史認識が語られることは皆無に近い。その理由は、本書に掲載された162枚の写真が解き明かしてくれる。本書は、アジアに進出するビジネスマンにとっても必携の実用書となるだろう。
目次
ベトナム解放への道<br/>王朝国家タイは日本の同盟国だった<br/>アジア解放へ疾走する自転車部隊<br/>アジア解放に協力していたタイ軍<br/>日本軍に協力的だったマレー人<br/>タイ国との絆<br/>タイ国の恩義を忘れてはいけない<br/>英不沈艦の撃沈がアジア解放を決定づけた<br/>英国植民地政策の先兵(不沈戦艦)が海の藻屑となった日<br/>日本軍に引き継がれていた武士道精神〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北本 亜嵐
9
日本がアジア諸国でしてきたのは「侵略」ではなく「独立」という種を蒔いたこと。最初はお互いに軋轢があったと思う。しかし、真摯に働く日本軍の姿を見て協力するようになっていった。大元の木(日本)は枯れかかったが、蒔いた種は芽を出し、各地に大きな花を咲かせていった。アジア諸国が「親日」であるのは何故?を知る本である。2014/09/13
anko
6
日本がアジアを侵略し植民地にしたと主張する人、歴史を知らない人に読んでもらいたい。まぁわかっててやってるんだろうけど。どこの誰が植民地の奴隷のために学校や病院を作りますか?欧米は植民地で同じことをしたでしょうか?このシリーズは義務教育で教えるべき内容ばかりです。副読本というよりむしろ教科書にしてほしいくらい2014/07/06
√る~と
2
ひと目シリーズを続けて読んでます。この本では今まで知らなかった、間違った歴史の真実を知ることができかなり衝撃的です。中華民国国民政府が米英に宣戦布告、南京市での阿片戦争百年記念反英興亜大会と日華共同演習、上海共同租界返還調印、義和団議定書の駐兵権放棄などなど日本は国際法遵守以上のことをしているのではないか、中国で。今でもアジアの国々が日本に好意的なのが歴史的にも理由のあることが良く判ります。学校で教えるべし。2014/06/06
寝なきゃ
1
良い本です。2013/11/13
田山河雄
1
この本は、東南アジア、それも、ベトナム、タイ、インドネシア、フイリッピン…、ビルマ、インドなど、欧米植民地からの解放、独立に貢献した日本の歴史である。 そして、その写真集だ。この雄弁な画像の数々を見れば、我が日本がどれほど大東亜の独立に寄与したか…、一目瞭然だ。 民衆の歓迎の小旗、あふれる笑顔と歓喜の波! ビルマでも、今の日本と同じように、ビルマの独立は英国の恩寵による1948年…と、欺瞞の歴史に覆われているという。 真実は1943年8月1日のビルマ独立宣言の日らしい…、何と知らないとは怖ろしいものなのか2013/10/23