内容説明
国語の教科書が、変だ。「羅生門」「こころ」「舞姫」は、議論もされずに「定番教材」と化し、横並びで採録される没個性ぶり。国語教科書がここまで画一化したのはなぜなのか? そもそも、これらの「暗い」作品は教材にふさわしいのか? 「定番小説」という謎、知られざる舞台裏、採択を決定する「天の声」、教員の本音、仰天の実態。問題は歴史教科書だけじゃない。もう一つの「教科書問題」がここにある。
目次
第1章 定食化する国語教科書
第2章 「定番の王様」はいかにして誕生したか―「羅生門」
第3章 漱石も驚く一人勝ち―「こころ」
第4章 鴎外の影が薄くても生き残る―「舞姫」
第5章 定番小説はなぜ「定番」になったのか
第6章 定番小説は教科書にふさわしいのか



