新潮新書<br> 国語教科書の闇

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新潮新書
国語教科書の闇

  • 著者名:川島幸希【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 新潮社(2014/02発売)
  • 夏休みは読書三昧!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~7/21)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106105340

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内容説明

国語の教科書が、変だ。「羅生門」「こころ」「舞姫」は、議論もされずに「定番教材」と化し、横並びで採録される没個性ぶり。国語教科書がここまで画一化したのはなぜなのか? そもそも、これらの「暗い」作品は教材にふさわしいのか? 「定番小説」という謎、知られざる舞台裏、採択を決定する「天の声」、教員の本音、仰天の実態。問題は歴史教科書だけじゃない。もう一つの「教科書問題」がここにある。

目次

第1章 定食化する国語教科書
第2章 「定番の王様」はいかにして誕生したか―「羅生門」
第3章 漱石も驚く一人勝ち―「こころ」
第4章 鴎外の影が薄くても生き残る―「舞姫」
第5章 定番小説はなぜ「定番」になったのか
第6章 定番小説は教科書にふさわしいのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

65
この書の内容は興味深く読みましたが、私自身は理系の学生だったこともあり、高校の現代国語の授業の記憶は、ほぼゼロなのでした。ですので、何が題材だったかもまったく覚えていません。漢文の先生が、キャラが個性的であり、印象が強かったです。2024/03/30

ばりぼー

42
高校の国語教科書には、どの社でも採録されている定番作品(芥川「羅生門」、漱石「こころ」、鷗外「舞姫」など)があるが、ここまで画一化されてしまったのはなぜか?これらの作品が本当に教材として相応しいのか?を丁寧に検証したもの。「特オチの恐怖」…想定の範囲内ですが納得です。みんながみんな同じものしか読まないというのも不気味な感じもしますけど、恐らく担当の先生によって解釈や指導方法がずいぶん異なり、作品から受ける印象もかなり変わってくるはず。同じ素材でも料理人によって全然違ったものが出来上がるように。2014/07/09

ロッキーのパパ

21
鴎外、漱石、芥川の三作家の教科書採用の流れをベースに国語教科書の歴史を概説している。 闇と書いているけど、三作家の特定作品が定番化していることにそれほど深い理由があるわけではなかった。単に変えることのリスクを取りたがらないだけなんだね。変化を嫌う日本の風潮がこんなところにも現れるんだな。2013/12/11

calaf

17
『羅生門』は授業の様子も記憶にあります。『こころ』は確かに、夏休みの課題図書に指定されて読んだ覚えが。『山月記』は記憶になかったけど、これぐらいは読んどいた方が...と言われて数年前に読んで、どこかで読んだ気がしたので、教科書に載っていて授業もうけたのかも。『舞姫』はあちこちにあらすじは書かれていて知っているけど、全く記憶にないし、現在も未読です (爆)2013/09/23

マッキー

16
タイトルに「闇」とあるけれど別にそこまで「闇」ではなかった。国語の教科書で定番になっている「こころ」「羅生門」「舞姫」がなぜどの教科書でも採択されるようになったのかという話がメイン。2017/03/21

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