内容説明
日本を地方から元気にする具体的指針!
リーマンショック、東日本大震災以降、どん底からの再生を模索する地方自治体。しかし、地域特性を徹底的に調査し、生活者視点に立ち戻り、連携して新しい仕組みをつくりあげたところでは、経済と雇用が生まれ誇りと笑顔を取り戻している。六次産業化、着地型観光、コンパクトシティ、タウンマネジメントなどのキーワードを中心に、持続可能なまちづくり実践のポイントを5つに整理して紹介する。
目次
第1章 「六次産業化」で付加価値づくり(農漁村に活力を生む「六次産業化」 作物出荷だけでは食べていけない ほか)
第2章 ノウハウ継承で人材づくり(高知のソフト開発マインド ソフト開発の主軸は人材育成 ほか)
第3章 食のルーツを探るテキストづくり(地元食材のこと、どれくらい知っていますか? とにかく実際につくって、食べてみるのが第一歩 ほか)
第4章 交流・連携で互いを活かすまちづくり(「都会」と「田舎」の交流・連携で新しいまちづくりを 都市と農山漁村の交流を促す「着地型観光」 ほか)
第5章 環境政策で未来づくり(住民、役場、企業みんなで環境をつくる コウノトリが呼んだ豊岡市のエコバレー構想 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えも
14
数多くの村おこしの成功事例と失敗の原因紹介、さらにワークショップ、テキスト化など人材育成と地域資源活用の手法が参考になる。使えそう。今度はノートにメモしながらじっくり読みたいものです。2014/02/06
壱萬参仟縁
13
報酬として貰っていた図書カードでTSUTAYAにて購入。百年幸せなまちづくり、というのが帯にある。年金制度は不信だが、まちには安心なくして住み続けられない。山間地生き残り策は47頁~。JAとファミマのコラボ店舗は長野県でも下条村発祥地かどうか増えてきた模様。僕は気に入っている。ローソンも先駆けていたようだが。内発型振興には人材育成が重要(72頁)。資源再利用の新聞バッグはナイスアイディア(四万十ドラマ84頁)。兵庫の出石や城崎温泉には行ってみたくなったな(160頁~)。城崎は外国人誘客に力点(168頁)。2013/08/28
福蔵
10
テキスト化とワークショップ、持続可能なものを念頭に置いた地域資源の有効活用などなど、自分の今の仕事にしっかり活かしていけそうな内容でやる気が湧いてきた!2014/01/26
BIDDULPH
7
小さく始めること、テキスト化とワークショップ、地域資源の有効活用=持続可能型、周遊型連携、マルシェ型、プロジェクトチームのつくり方、これらすべてが実践事例や裏話まで一体となって頭に入ってくる。ヨーロッパの小さな都市が立派な街として成り立つ理由が分かった。日本もそういう大人の仲間入りをする時期にきたようだ。2013/10/22
ぐっち
6
この本で紹介されている取組の主役は地域住民である。これまでのまちづくりといえば、市役所や県庁など行政主体だった。これからは地域住民が積極的にまちづくりに参加することが大切だと感じた。その地域を良くしようと1番熱心に考えるのは結局のところその地域で生活している住民なのだろう。2014/12/31
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