内容説明
ツチヤ先生のユーモア・エッセイ最新作! 「わたしは転んだわけではありません。道端に自発的に横になったのです――」。人類は生き延びるために火を使い、言語を作り、そして「言い訳」を発明したというツチヤ史観が炸裂。「人生最後の日」「もしも記者会見でこう言ったら」「わたしはただの錦鯉です」など、騙されるほうもおかしい年季の入った怒濤の言い逃れ60篇。この往生際の悪さ、土屋先生の独壇場です。
目次
孤の章(空白の時間 被害と人間性 ほか)
立の章(静かな反抗期 元教師、悠々自適を語る ほか)
無の章(加齢による聴覚・視覚の発達 人生最後の日 ほか)
援の章(あなたも明日から大富豪 欲望の問題点 ほか)