内容説明
「僕の命は清和くん次第だよ」眞鍋組二代目組長・橘高清和の姐である氷川は、和病院に勤める美貌の内科医だ。眞鍋組の跡目争いも決着がつき、普段通りの生活を送ろうとする氷川を待ち受けていたのは、思いがけない男たちだった!白百合だらけの部屋にチョコレートのお城、それに清和の天敵・藤堂に、藤堂の恋人、そして偽物の清和の登場と、ますます恋と闘いのカオスは深まって!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
那義乱丸
25
眞鍋のシマで各国マフィアが入り乱れバズーカ砲まで飛び出す戦争状態に始まり、偽清和やら女体盛りやら藤堂やら…もういろんなネタがてんこ盛りでマジカオス!読んでてちょっと疲れを感じたほど(笑)とりあえず眞鍋のシマは取り戻したようだけど、火種はそこここに燻ってるんだろうなぁ。だからこその偽清和投入だろうし。なにより気になるのが藤堂だわ。ウラジーミルとの関係は本当のところどうなんだろう?気になるー!奈良さんの絵は変わらず楽しい!最初の挿絵の氷川の顔や、終盤の氷川の体を撫でまわす清和の手の描写に吹いた!2013/08/06
nono
14
BL 。シリーズ22冊目。眞鍋組を揺らす騒動から立ち直りつつある清和達。氷川の嫉妬丸出しの台詞も懐かしい所ですが、更なる火種はロシアンマフィアと藤堂。それにしても眞鍋の男達は不死身?意識不明や絶対安静の言葉も何のその、今日も元気に乱闘中^^サメのオネエぶりが気になるところでもあります^^2017/04/26
みずほ
14
小説★★☆☆☆ 挿絵★★★☆☆ シリーズ21作目だが、正直・・・かなり飽きてきてるかな。惰性で読み続けてるけど、最近何か疲れる。21作目で、話の中では1年もたってないってどうなの。藤堂に、桐嶋組の姐になれ、姐は男の世界に口を出しちゃいけない・・・って、一番口をだしてるのはあんただろ!と突っ込んでしまったよ。あれだけ因縁の深い藤堂を桐嶋とくっつけて問題解決!なら安易すぎないか。京子に藤堂と、広げた風呂敷を何とか畳もうとしてるのだろうけど、氷川の口調にも一人で解決策を決めてしまう展開にもいささか食傷気味かも2013/08/27
ミル婆
13
シマを取り戻して落ち着く箸休めの巻かと思いきや…ますますカオス。白百合とチョコレートの混合した香りに悪酔いした気分。唯一、藤堂とウラジーミルに桐嶋を交えた三角関係がむふふだった。相変わらず言葉少ない清和の「……」に同調してしまう今日この頃(笑)お気に入りショウの出番が少なかった〜。2013/08/25
ふみ
12
☆真鍋清和(二代目組長・19歳)×氷川諒一(大学病院勤務姐さん・30歳)シリーズ第21弾、京子編4冊目で後始末編?かな…前作では京子が自滅した形で終わっていたけど、彼女達が仕出かしていた後始末、眞鍋のシマでマフィアが入り乱闘になっていたのがやっと?落ち着いた感じでした…桐嶋に藤堂やウラジーミルも絡んでいたし、どこまで続くのやらこのシリーズ^m^2014/02/01