内容説明
ヴァイキングの首領ソーンは勇猛果敢な戦士として広くその名を知られていた。
その彼がある日、何かに導かれるようにマン島に立ち寄った。
そこでソーンは月の光が降り注ぐ下で水浴びをする娘を目にし、一目で彼女の虜になってしまう。
娘の名はフィオナ。
島民からは癒やし人と呼ばれている医術を操る美しい娘。
それからのソーンはフィオナが忘れられない日々が続いた。
まるで魔女にとりつかれたかのように。
たまらずソーンは再び島に上陸し、フィオナを拉致して自らのものにしてしまうが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
24
残虐なシーン、野蛮なシーン、卑劣なシーン、このコニー作品を最初に読んでいたら、こんなにコニー・メイスンに夢中になってただろうかと思いつつ詠んでた。でも、後半、ウルウルしたり、温かい気持ちにさせてくれるシーンがあって、やっぱり私はコニー作品が好きだわ(☆∀☆) 2018/07/26
イヴ@乗馬に夢中
17
ヴァイキングのソーンがマン島を訪れ水浴びをするフィオナに一目ボレ、(魔女だー)(呪いだー)って本当にこのヒーロ、マジでむかついた。なぜかって、フィオナが気の毒だった。信じてもらえず妊娠までしたのに、しかも流産、、この時は泣いてしまったよ。ソーン、あんた!!何なの(怒)改心しても遅いわ!と、、まぁでもこのヒロインが良い子でね。癒しの力をもつフェイス。負傷者を助けてあげるし、ソーンの無事を祈っていたしね。まぁラストは呪いかけてたけど、、やっぱりコニー節にやられた。読んでいて感情がかなり揺さぶられた。コニー中毒2018/06/06
Miyuki_fsog
12
ヒロインを愛している事も分からずに 呪いに掛けられたと ヒロインを殺しにやって来たヒーロー。結局殺すことも出来ず 奴隷として連れ帰る‼←ムカつくったらなかった(*`Д´)ノ!!! かなりの回り道だったけど 『愛』することを知ったヒーローは優しくて 荒ぶれたヴァイキングではなく 魅了的なヒーローに…サクサクと一気読み( v^-゜)♪2017/10/01
すっちゃん
8
⭐️⭐️⭐️ ヴァイキングと魔女と予知を絡ませて、C・メイスンらしい怒涛の展開で、感情移入する間もなくお話が進んで行く。前半醜い場面もあり、読み進めるのに時間がかかったが、後半悪役もやっつけスッキリ。表紙の女性の紫の瞳が雰囲気ある。2018/01/20
ちゃろ
6
★★★☆☆ヴァイキングのヒーローが一目で心を奪われた癒し人フィオナ。ヒーローはフィオナが忘れられないのは呪いをかけられたからだと信じて、フィオナを倒しに行く。なんとまあ、鈍いヒーローなんでしょうか。それでも根が優しいからヒロイン喜ぶ事を無意識にしてしまう可愛い奴です。この時代は原始的な欲求だけで生きているようである意味羨ましい。2016/04/14