小学館101新書 人たらしの極意(小学館101新書)

著者名：ヨネスケ【著】

小学館（2013/08発売）

• ISBN：9784098251711

内容説明

懐に飛び込み心開いてもらう方法を公開。

　ある講演会依頼会社が調査したところ、2012年度の講演会人気ナンバーワン芸人はヨネスケ師匠だった。なぜ、人気があるのか!?それはこれまでの体験や知識がとても面白いからだ。
　初対面の人の懐に飛び込むのはかなり勇気がいることだ。ましてや一瞬にして心を開かせることは困難極まりないはずだ。さらに、様々な人々と良好な関係を保ち続けるのはもっと難しい。
　著者の出世作となった「突撃！隣の晩ごはん」で25年間、約6000件の一般家庭にアポなし取材を敢行して身につけた処世術をはじめ、46年間の噺家生活で培ったコミュニケーション術を伝授する。噺家仲間はもちろんのこと、イチローや王貞治氏、テリー伊藤氏ほかの各界著名人との秘話も多数満載。
　また、地域と食文化、落語から歌舞伎、はては色街からできた言葉など話のネタに困らない会話術もてんこ盛りだ。もちろん、著者が得意としている大相撲や野球の蘊蓄話も一挙公開！

目次

序章　すべては「晩ごはん」から学んだ
第１章　女性の心を開かせる
第２章　男の心を開かせる
第３章　困ったときの食と地域の「へえ～話」
第４章　伝統文化とスポーツ話で盛り上げる
終章　僕の心を開かせてくれた

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[odaken]

相手のことを理解しなきゃねって話

2014/07/17

[山下哲実]

立派な人たらしになるには、やっぱり相手を思いやる気持ちが大切なんだなぁと感じました。難しいですけどね。

2013/11/17

[焼きそばん]

図書館の本、人たらしの極意とハードルを上げてしまっているがそこまでの領域ではない、しかしながら同じことをやり続ける中で人をよく見て、また自分の型を用意して長寿番組を継続したのはそれだけの訳がありますね。多いおかずランキングは意外でしたね。これだけでもネタになります。

2016/11/26

[時次郎]

まず、本の題名に異議あり。極意らしいものは、ほんの少し書いてあるだけ。あとは、うんちく話と、出演した番組の裏話等。口述筆記したような文章だけど、落語家だからテンポがあり読み易い。ただ、それだけ。 イマイチでした。

2014/06/06

[Masa]

書店の新刊本コーナーで発見、購入。落語家の本につまらないものなし、と思っているのですが今回もズバリその通りでした。題名は人たらしの極意ですが、内容は「隣の晩ごはん」の裏話とヨネスケが得意な相撲や野球、そして食にまつわる四方山話。もちろん落語のうんちくも。楽しい三時間でした。

2013/09/05