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内容説明
社長賞、月間VIP、○○○賞……など「表彰制度」について取り上げた初めての経営書。
成果主義などに比べて軽く見られてきた「表彰制度」であるが、意外にモラールアップにつながっていることが多い。最近の研究では、金銭的欲求よりも承認欲求が人々を強く動機づけるとされ、この承認欲求を刺激するのに何よりも「表彰」が大きな力を発揮する。
本書では、こうした表彰制度をうまく取り入れている成功事例を多数紹介。表彰制度をモチベーションスキルとして戦略的に経営に活かしていくための方法を解説する。
給与・賞与に比べ、コストがほとんどかからず効果が絶大であるという利点からも、これからの経営者・人事関係者などにとって必読の内容となっている。
目次
第1部 表彰で日本人を元気に(なぜいま、表彰か 表彰は、“やる気”アップの切り札 多方面に波及するその効果)
第2部 こんなに使える表彰制度(製造業の事例 飲食・サービス業の事例 流通・小売業の事例 ほか)
第3部 あなたの会社にこうして応用しよう―表彰の3タイプ(最大の功労者を賞讃する「顕彰型」 縁の下の力持ちを称える「奨励型」 職場の雰囲気づくりには「HR型」)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルル
4
大失敗賞の効果は経営者の懐の深さをも見せられます^^2015/12/25
ゆとりのなべはる
1
パラリと再読。表彰に特化した本ってあまりないのでその意味では価値ある一冊。目的とタイプ別に押さえるポイントを整理できたのが良かった。2015/04/14
thoraneco
0
社内表彰を担当することになったのでとりあえず読了。分類された三番目の仲間内の承認に近そう。2016/05/01
Mari
0
表彰制度の検討のために読んだ。人の根本の欲求は人に認めてもらうこと等、インセンティブの考え方の説明から始まり、具体的な事例まで載っていて役に立つ。ただ、「人の本当の欲求はお金ではない」は現場でどこまで通じるかは難しい。2020/06/07
james
0
会社で表彰制度の運用に携わるため読んだ。上手く運用している事例の紹介を読みながら自社に応用できるか考えていたが、中々うまく嵌らない感覚があった。しかし、事例紹介の後の章で表彰制度を分析して分類していたのがとても参考になった。目的を上手く定めることに加え、自社の風土を考慮して制度を検討したい。2020/05/06