内容説明
日本人は富士山をどのように眺め、何を思い、その思いをどのような言葉に託してきたのか。和歌や物語、詩や俳句ほか、古今の作品に記されてきた「富士山」の足跡を辿りながら、日本人との関わりを明らかにしていく。
目次
第1章 古人の信仰と想い(『常陸国風土記』「聖徳太子伝説」「役行者伝説」―伝説の誕生 『万葉集』―歌い継がれる国の鎮め ほか)
第2章 動乱の中世(『平家物語』・頼朝と曾我兄弟・『吾妻鏡』『富士の人穴』―富士の裾野物語 実朝・後鳥羽院・定家と『新古今和歌集』『金槐和歌集』他―夏富士・雪富士 ほか)
第3章 江戸と紀行(林羅山『丙辰紀行』―富士山の漢詩選 仮名草子『竹斎』『東海道名所記』―灸のつぼの富士三里 ほか)
第4章 近代日本を映す(正岡子規『竹乃里歌』『寒山落木』他―富士見る旅は羨まし 夏目漱石『虞美人草』『三四郎』―近代日本の文明批評 ほか)
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