勝つ人間の「見切る」技術

著者名：桜井章一

サンマーク出版（2014/04発売）

• ISBN：9784763132994

内容説明

百戦錬磨の勝負師が、その日常で行っている「見切り」とは？
２０年間無敗の、百戦錬磨の勝負師と呼ばれる桜井章一さんの「見切り」とは、
無責任に何かを投げ出すことでも、やみくもに捨て去ることでもありません。
物事をシンプルにするという、前向きな「決断」――それが「見切る」ということ。
潔く捨て、断ち切れないものをあきらめ、ときに逃げるという手さえ打つ。
そんな「上手な見切り」が人生にどれほど大切かを教えてくれる本です。
桜井章一さんのファンの方はもちろん、まだその言葉に触れていない方もぜひ手に取っていただきたい一冊です。


＊目次より
◆ 「満たす」ことをあきらめる
　　　「あといくつ？」で考えるな
　　　足りていない、とは「すでに何かは足りた状態」
◆ 「壁」からいったん逃げる
　　　頂が見えず苦しいならば、いったん壁から離れよ
　　　腹を決めたら難事の「ヘソ」に飛び込め
◆ 「プロの肩書き」をあきらめる
　　　本当のプロは「プロでありつつアマチュア」の人
　　　「プロ」の枠にとどまって甘んじるな
◆ 「大きな夢」をあきらめる
　　　大きな夢は持つな
　　　目標は「前に」ではなく、「横に」置け
◆「悟り」を捨てる
　　　安易に悟ったような顔をするな
　　　「未完」を求めよ

目次

第１章　「捨てる」ことで手に入るこれだけのもの（「余分な力」を捨てる　「多くの選択肢」を捨てる　ほか）
第２章　「あきらめる」からうまくいく（上手に「あきらめる」ことの効用　「強く求める」ことをあきらめる　ほか）
第３章　あえて「逃げる」という手を打つ（踏ん張らずに逃げる　「勝とうとする欲」から逃げる　ほか）
第４章　「見切る」ことで見えてくるもの（損を大きくしないために見切る　いい「見切り」ができる人できない人　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[魚京童！]

その通りだと思う。あまり覚えていないのだ。

2017/01/23

[Coders]

経済学でのサンクコスト。ボーダーの蜂須賀さん言うところのゼロ地点でまた会おう？

2017/08/14

[かめあい]

前向きに見切る、あきらめる。それは終わりではあるが同時に新しい何かの始まりでもある。何回も読み返す本になりそう。

2016/02/18

[イカカイガカ]

普段、自分が意識していることに通じることが書かれていた。上手にあきらめ、潔く捨てる。意識していても、なかなかできないんだけれども。うまくやろうと思いすぎない、ということの大切さを再認識。

2013/11/14