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内容説明
平川克美氏(リナックスカフェ代表取締役)推薦
「奥村宏ほど真面目に無骨に株式会社の研究を続けたものはいない。わたしにとって株式会社論の師匠は、この人だと思った。」
奥村法人資本主義論の集大成・完結版。
半世紀にわたって会社とは何かを考え続けた著者渾身の会社論。
法人とは何か、ということをめぐって十九世紀、ドイツで大論争が闘わされたが、それは「神は実在するか、否か」ということをめぐる神学論争と同じように、永遠に解決しない問題だとして放置されてきた。
しかし、現実に東京電力が起こした事故によって、会社=法人とは何か、ということがいま改めて大きな問題になっている。
そこで多年にわたって会社を研究してきた著者があらためて会社=法人とは何か、ということを問い直していく。
そのためには現に存在する会社についてみていくとともに、基本に立ち返って、これを哲学的にとらえていく必要がある。
本書ではアリストテレスやスピノザにまで遡るとともに、ヘーゲルやカッシラー、そして西田幾多郎や三木清などの哲学を参考にしながら「会社の哲学」を検討する。
目次
プロローグ 「会社の哲学」を求めて
第1章 「会社はヒトではない」
第2章 会社を考える哲学
第3章 法人とは何か?
第4章 責任を問われる株式会社
第5章 会社全体主義―「会社人間」
第6章 会社を代表する者―経営者
第7章 巨大株式会社の時代は終わる
第8章 国家と会社
第9章 会社を変える哲学
エピローグ 会社をどう変えるのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
3
ダイジェスト版からの要約 日本では、戦後まもなくアメリカ占領軍の指令によって大企業の多くが解体されたが、占領が終ると分割されたこれらの会社が再合併して、もっと巨大になった。日本の経済力を強めるためには大企業の合併を推進すべきだという考え方が支配的であったからである。確かに再合併して大きくなった企業によって日本経済は高度成長をとげた。大きくなりすぎたために、“大企業病”が蔓延して、大企業そのものが危機に陥っている。そこで、占領下に行なわれた大企業分割とは違った新しい観点から大企業解体に取り組まねばならない。2018/05/15
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