内容説明
あいまいさになりがちなソフトウエアの見積もり技術に焦点を当てた一冊。「エンジニアリング」と「マネジメント」の観点から、合理的・論理的に見積もる方法を解説する。規模、工数、期間、コスト、価格など、ソフトウエア開発に関するあらゆる見積もりの手順や技法を体系的に紹介。見積書の具体的なサンプルを収録するほか、見積もり査定の手順を解説する。「プロジェクトの成否は開発前の見積もりで5~8割が決まる」と言われるだけに、見積もりを作成するプロジェクトマネジャーやITエンジニア、営業担当者をはじめ、見積もりを精査するユーザー企業の担当者の方にも参考になる。
目次
第1章 見積もりとは
第2章 見積もりの準備
第3章 規模見積もり
第4章 工数見積もりと期間見積もり
第5章 コスト見積もりと価格の設定
第6章 見積書の作成と組織的な取り組み
第7章 見積もり査定とプロジェクトへのつなげ方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
静電気質
2
ユーザーの立場で読みました。ファンクションポイントとかは、流し読みましたが、どういう流れでベンダーさんが見積もりを提案してくるかがわかったので、提案要求の時には役立てられると思います。見積書のユーザー側での評価、判定などは余り参考にはなりませんでした。この辺りの考え方は、ユーザー側の立場で書かれている本を読んだほうがいいのでしょうね。2014/12/05
kuma-kichi
0
読み直し。実際のソフトウェア現場で「本当に使える」かどうかは怪しいけど、そうなってほしいもの。2017/11/23
づめ
0
読んだ! 最近、見積もりすることが増えてきたので、改めて自分が何をやっているかを整理する目的で読んだ。なんとなく近しいことをやってたけど、もっとブラッシュアップできそうな予感。 #紙の書籍2017/01/18
ヘルフェンウェステリア リヒト
0
入社2年目にいきなりシステム開発を任されたときに買った思い出深い本。見積もりはKKD(経験・勘・度胸)と呼ばれることに疑問を持って本著を買ったのだが、結局KKDを否定しないスタンスで残念だった記憶がある。この本を読んだときに一番ためになったのが、「見積もりなんて合わなくて当然。大きく外れなきゃいいんだよ。」という見積もりに対する捉え方であり、勇気づけられた。確かに見積もりは未来予測なので、一致しなくて当然。大きく外れないことで、リスクを小さくする努力があるべき方向なのだと学びました。
宮崎和也
0
多分良いことが書いてあるのであろう。とにかくわかりづらい。説明が難しいので理解しづらい印象。わかる部分だけかいつまんで頂けた。2014/09/12
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