ビーズログ文庫 恋する王子と愛しの姫君8

著者名：小椋春歌【著者】/加藤絵理子【イラスト】

KADOKAWA（2015/03発売）

• ISBN：9784047290167

内容説明

モニカが生きていることを知り、生きる屍状態だったアレクは気力を取り戻す。封印の間に閉じ込められたモニカを助けるため、古の王・リュダに対抗する力を手に入れようと、アレクはペンテレイアの守り人に会いに行くが……!?　猛烈に未練がましい男・アレクの愛は、最愛のモニカを、大切な国と人々を、救うことはできるのか？　絶対不可能から始まった変態! だけど純愛!?　物語、ついに最終巻!!　既刊文庫版の裏表紙に、密かに載せられていたイラストカットを全て収録した、「オマケのおまけ」にも注目です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ミホ]

恋する王子シリーズ第8弾にして最終巻。のんびりだったのでやっと読み切った（╹◡╹）愛する女性のために国を滅ぼすことのできる男と国を滅ぼさせる女とあとがきにありましたけど、まさしくすぎた（笑）でも女の子は可愛いんだ、平和だけど愛が重くて平和に見えないそんなお話。読み終わった後シリーズの最初の方どんなだったかなと流し読みしたけれどまだ落ち着いたからヒーローは成長したみたい。ファンタジックな要素は最初からあり、最終巻でヒーローが精神的にズタボロになりましたが未来は明るいからきっと大丈夫。掛け合い面白かったです。

2018/08/14

[sio]

早く読みたいけど終わっちゃうのがもったいないぃぃぃーってなった最終巻 でも満足な最終巻でした うるんときたりキュンとしたりドン引きしたりで本当に沢山詰まった大満足の最終巻でした で、電子書籍組なので諦めてた裏表紙？のイラストが載ってたのはほんと嬉しかった(*^^*)

2015/10/18

[さや]

★★★★★「ええ、相手が女性であれば喜んでお会いしますよ。男性の場合はいつどこでどういう経緯であなたと知り合いになったのか詳しく突き詰めて問い詰めることになりますが」シリーズ最終巻。とても幸せな終わり方で胸が熱くなった。キャラに個性があって、コミカルで、決めるところは決める。本当に素敵な小説に出会えて嬉しい！もうモニカ大好きアレクに会えないのかぁ…。寂しいな。アレクとモニカの出会い～アレクがモニカを見つけるまで、そして結婚後の話が読みたいなぁ。出版希望です！！

2015/04/02

[ミィ]

みんなハッピーな最終巻。モニカが生きていることを知り、生きる屍状態だったアレクは気力を取り戻す。モニカを助けるため、敵に対抗する力を求めてアレクはペンテレイアの守り人に会いに行く。良いラストでした。登場人物が多くて覚えてないと？？？だったと思うので、シリーズ一気に読んで良かったな。結婚後の話も読みたい。

2016/03/24

[cgatocairb]

読んだと思ってたのに読んでなくてビックリ…まあ、読まなくても「二人は幸せになりました」となるのがわかってたからね。ウェスタイン邸の使用人達のアレクに対する態度とエリオへの対応が…二人揃って訪問してアレクにダメージを与えて欲しい。アレクはモニカのために人格矯正もして完璧な王子様になったのに、格好良いよりも、ダメージを受けている方が面白い。モニカを守る決意をした王様の今後の活躍が期待される。

2015/03/19