内容説明
原発行政をはじめ、年金や教育、生活保護、公共投資、治安、成長戦略等々、あらゆる場面で少数の利権集団が官僚や政治家をうまく使いこなして政治を動かしている。また、日本の多数派は「もの言わぬ多数派」であり、少数派が流す誤った情報に左右され、彼らの意見に消極的に賛成する存在になってしまっているという問題もある。少数派は富を集中させるため、非効率な社会をそのままにしておきたいのだ。多数派よ、目覚めよ! そうすれば事態はすぐにも変わる。この国で何が起こっているのか、それを止めるにはどうすればいいかを国会議員を務めた理系ビジネスマンが論じる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽんくまそ
8
「原発推進派はたった0.6%!? それでも原発が止まらない不思議」すごく頭のいい人で、合理的で効率を良くするにはどうしたらいいか、四六時中考えている人なんだろうな。だから、原発のアホさや、声の大きさと数の多さが一致しないことが、あっというまにわかる、理系で計算に強い人です。要は、「政治家には事務局の声しか届かない現実がある」んだそうで、「事務局」が鍵なのだ。ううむ。2015/04/21
ひろっぴ
4
「多数派に見える意見は、本当の意味での多数派なのだろうか。声が大きいだけでも、多数派に見えてしまうことがある。多数派が押し黙っているから、発言する者の数だけで多数派が決まってしまうこともある。間違った情報の宣伝が、消極的な多数派を形成してしまうこともある。」と、大切な問題提起であるとは思う。 ただ、「なぜ少数派に・・・」という問題提起に、著者自身の議員経験に基づく問題意識から、現状日本の政治構造の実態を解説しているが、ではどういう構造が望ましいのか?という点に関しては物足りないのが少々残念。2013/08/25
みのにゃー
3
答え、政治を動かしている少数派が利権をむさぼるためです。。。納得の答え。後は、この国の政治をこうしたらいいのに、という提案。国民にもっとこうしてほしい、というもどかしさを感じました。気持ちはわかるけど、あまり胸を打たない。2015/10/03
tolucky1962
2
1. 強欲資本主義 ウォール街の自爆 2. なぜ少数派に政治が動かされるのか? この2冊は金融と政治の別分野ですが、 財力や権力を勝ち取った人が制度を変えて さらに力が集中していく仕組みが共通しています。2014/01/27
rymuka
2
元議員さんが著された本で,発電場所が分散していないことの問題点,3.11直後の注水の問題点など,一般人に分かりにくいことを平易に説明してくれています。 ~http://rymuka.blog136.fc2.com/blog-entry-50.html2015/01/14
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