内容説明
「借りた金は忘れるな。貸した金は忘れろ」、「人は実感したものを信用する」、「権力の中枢は空洞だ」等数々の名言を残した田中角栄。角栄とは何者だったのか。戦後日本の象徴。鉄の結束を誇った「田中軍団」を作り上げた宰相。さらにはロッキード事件後も「闇将軍」として威力をふるった権力の源泉はどこにあったのか。盟友大平正芳、ライバル福田赳夫、竹下登、金丸信、小沢一郎、羽田孜、石破茂といったその後、一世を風靡する数多くの側近たちの証言をもとに昭和の巨魁・田中角栄の実像に迫る。
目次
序章 田中角栄 情は武器なり(角栄と石破親子の接点 エリート官僚を篭絡させる“角栄の涙” ほか)
第1章 越山 田中角栄の戦後(不惑まで、やることをやって死ぬ 刎頚の友 ほか)
第2章 上昇気流(出しゃばると叩かれるぞ ケンカ太郎VS「軽量三役」 ほか)
第3章 権力の階段(角栄にとっての小沢一郎 金は渡し方を間違うと死に金になる ほか)
第4章 栄光と挫折―その死(一五六票! 小佐野が総裁選に使った六〇億 ほか)
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