新・資本主義宣言 (7つの未来設計図)

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新・資本主義宣言 (7つの未来設計図)

  • 著者名:水野和夫/古川元久
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 毎日新聞出版(2013/10発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620322032

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内容説明

「足るを知る」や「贈与の精神」が、欧米グローバル資本主義への拮抗力となる──そんな日本発の「第三の軸」を提示する7つの論考と3つの対談、そして二人の編者による「新しい資本主義」への提言。
有史以来の課題に直面している現代社会に向け、「真の成熟とは何か」を明示する熱き一冊。
巻末には、各執筆者による〈推薦図書46冊〉も収録。

〈序・古川元久=「新しい資本主義」を考える/中谷巌=西洋主導の資本主義体制に代わるもの/川上量生=利益至上主義からの脱却で資本主義の崩壊を食い止める/山田昌弘=「承認・評価」を買う幸福への新しい消費/永田良一 =密教の視点から幸せの本質を見つめる/渋澤健=渋沢栄一に学ぶ持続性のある資本主義/黛まどか=足し算から引き算の時代へ/田坂広志=「目に見えない資本」を見つめる日本型資本主義の原点へ/後序・水野和夫=新資本主義宣言(目次より)〉

目次

序 「新しい資本主義」を考える(古川元久)
1 西洋主導の資本主義体制に代わるもの(中谷巌)
2 利益至上主義からの脱却で資本主義の崩壊を食い止める(川上量生)
討論その1 社会の成熟について
3 「承認・評価」を買う幸福への新しい消費(山田昌弘)
4 密教の視点から幸せの本質を見つめる(永田良一)
討論その2 貨幣システムについて
5 渋沢栄一に学ぶ持続性のある資本主義(渋澤健)
6 足し算から引き算の時代へ(黛まどか)
討論その3 国民の成熟について
7 「目に見えない資本」を見つめる日本型資本主義の原点へ(田坂広志)
後序 新資本主義宣言(水野和夫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

2
新しい資本主義を考える 国民の成熟について 目に見えない資本を見つめる日本型資本主義の原点へ 新資本主義宣言 西洋主導の資本主義体制に代わるもの 利益至上主義からの脱却で資本主義の崩壊を食い止める 社会の成熟について 「承認・評価」を買う幸福への新しい消費 密教の視点から幸せの本質を見つめる 貨幣システムについて 渋沢栄一に学ぶ持続性のある資本主義 足し算から引き算の時代へ2021/05/18

T坊主

2
田坂広志の5つのパラダイム 1)操作主義経済から複雑系経済へ、2)知識経済から共感経済へ、3)貨幣経済から自発経済へ、4)享受型経済から参加型経済へ 5)無限成長から地域環境経済へ、そして価値観のパラダイム転換1)無限から有限へ、2)不変から無常へ 3)征服から自然へ 4)対立から包摂へ 5)効率から意味へ、に興味を持った。 これらはかって日本が持っていたもの。 私達日本人は自信をもって生きていけばよいのではないか。近代資本主義が終末を迎えようとする昨今、当分は日本をその影響で苦しむかもしれないが。。2014/04/20

hatagi59

2
ドワンゴの川上さん、山田昌弘さんのパートが興味深く読めた。 川上さんは企業オーナーの立場で自分の意見を述べているところが良かった。 会社は潰さない、利益ではなく粗利率を意識して、どれだけ有効にお金を使っていけるか、という部分が特に。 山田さんの承認・評価に基づくお金という考え方も成程ね、と思わせてくれた。 こういう本もたまには読んでみると良いな。2014/03/08

こうじ

1
2013年の本。視点と気づきを与えてくれる良書だと思った。2人の編者と7人の論客が、それぞれの視点で資本主義を語る本。ベースには先進国における、今までの延長線上にある資本主義には限界が来ているとして、書名にも「新」がついているんだと思う。ボクとしては山田昌弘氏と田坂広志氏の書いていることが面白かったかな。いや、対談が一番面白いかも。2016/04/16

はーっ?ってか

0
水野和夫の名前があったので読んだけれど、特に目新しい事は書かれてなかった。2013/09/04

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