内容説明
「足るを知る」や「贈与の精神」が、欧米グローバル資本主義への拮抗力となる──そんな日本発の「第三の軸」を提示する7つの論考と3つの対談、そして二人の編者による「新しい資本主義」への提言。
有史以来の課題に直面している現代社会に向け、「真の成熟とは何か」を明示する熱き一冊。
巻末には、各執筆者による〈推薦図書46冊〉も収録。
〈序・古川元久=「新しい資本主義」を考える/中谷巌=西洋主導の資本主義体制に代わるもの/川上量生=利益至上主義からの脱却で資本主義の崩壊を食い止める/山田昌弘=「承認・評価」を買う幸福への新しい消費/永田良一 =密教の視点から幸せの本質を見つめる/渋澤健=渋沢栄一に学ぶ持続性のある資本主義/黛まどか=足し算から引き算の時代へ/田坂広志=「目に見えない資本」を見つめる日本型資本主義の原点へ/後序・水野和夫=新資本主義宣言(目次より)〉
目次
序 「新しい資本主義」を考える(古川元久)
1 西洋主導の資本主義体制に代わるもの(中谷巌)
2 利益至上主義からの脱却で資本主義の崩壊を食い止める(川上量生)
討論その1 社会の成熟について
3 「承認・評価」を買う幸福への新しい消費(山田昌弘)
4 密教の視点から幸せの本質を見つめる(永田良一)
討論その2 貨幣システムについて
5 渋沢栄一に学ぶ持続性のある資本主義(渋澤健)
6 足し算から引き算の時代へ(黛まどか)
討論その3 国民の成熟について
7 「目に見えない資本」を見つめる日本型資本主義の原点へ(田坂広志)
後序 新資本主義宣言(水野和夫)
感想・レビュー
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Go Extreme
T坊主
hatagi59
こうじ
はーっ?ってか