講談社ノベルス<br> 溺れる犬は棒で叩け THANATOS

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講談社ノベルス
溺れる犬は棒で叩け THANATOS

  • 著者名:汀こるもの【著】
  • 価格 ¥913(本体¥830)
  • 講談社(2013/08発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061828742

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内容説明

「うちの親戚がこんなに横溝なわけがない」平安時代からの旧家・在澤家が跡継ぎとして選んだのは、こともあろうに「死神(タナトス)」と呼ばれる少年・立花美樹。信州山中の屋敷で行われた継承の儀式の日に、案の定、殺人事件が。鯉池の濾過槽から溺死体が発見された。水槽に残された「化」という文字、錦鯉の消失、渦巻く陰謀……屋敷に集った「探偵」と呼ばれる弟・立花真樹、謎の刑事、奇矯な監察医が死の真相に迫る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

72
THANATOSその8。出屋敷先生がなにげに活躍?。また漫画のネタが随所に散らばっていてニヤリ。2014/01/31

藤月はな(灯れ松明の火)

61
このシリーズの本質でもある、題名にもなったことわざ(意味:狂犬病の犬は自分に害を為す前に殺してしまえ)と同じように無邪気な悪意に塗れたえぐい真相でした。気持ちは分からんでもないが怖すぎる(泣)迫りくる死亡フラグを力づくで回避している高槻さん・・・、生きろ;Д;⊃色々、えぐくて蒼褪めるしかなかった中、霊と語れる憑霊気質なカッサンドラこと出屋敷さんの活躍と生き残った人々への希望は癒しです^^まさかの出自には爆笑。そして湊さんの情報ソースの大部分は絶対、京極夏彦と高田崇史だよね。でもあの倫さん復活か・・・うざっ2013/10/03

ネムコ

36
とうとう既刊本制覇してしまった。今回もクローズドサークル。でも普通、事件が終わって警察がなだれ込んできたら、そのあとはエピローグじゃないですか。でもこの話では、この「エピローグ」が一番エグかった。それでも、なんだろうやっぱりキャラかな、また読みたくなっちゃうんですよね。ここまで来たら、最期まで付き合います!2015/08/17

さるまる

29
THANATOSシリーズ第8弾。 この作品を最後に続編がないのでこれが最終作品なのかな? 結構、キャラクターもたってきてシリーズとしての展開もあってここからさらに面白くなるかなぁって思ってたシリーズなのでちょっと残念w2020/11/09

ひろみ

27
タナトスシリーズ8冊目。ついに追い付いてしまった…今作で問題編は終了。次からは解決編らしいけど何をどう解決するのか…。親戚バトルロワイヤルが怖すぎるし、何より真樹が一番怖い。闇が深いのはミキちゃんより真樹…?出屋敷先生はいつにも増して言動が怪しいけど、後半は一周回って癒しになってる不思議。金魚は中国産で鯉は模様が変わるのもある…知らなかった。ちょっと寝かせてから改めてシリーズ頭から読み返してみたい。2015/05/16

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