二度目のパリ 歴史歩き

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二度目のパリ 歴史歩き

  • ISBN:9784799313145

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内容説明

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マリー・アントワネット、ナポレオン、ショパン、プルースト、シャネル、ダリ、ヘミングウェイ、ゴダール……歴史を彩ってきた人物と歩く、“もう一つのパリ”ガイド。

24のドラマチックな歴史物語、
18エリアの詳細ガイド地図、
180点以上の写真や史料満載!

何度訪れても飽きない街、パリ。ルーブル美術館や凱旋門はもちろん、住宅街にひっそりと佇む小さな美術館、若き芸術家たちが愛したカフェなど、建物や路地の一つひとつに、この街を愛し、この街を生きた人々の歴史が刻まれています。いわば都市全体が歴史博物館。本書はその醍醐味を知る、よき案内役です。

普通のガイドブックには載っていない、とびきりディープなパリの魅力……。文学や芸術に対する著者のこだわりが散りばめられた、パリ上級者向けのユニークなガイドブックです。

目次

頭を斬り落とされた聖人―パリに息づく聖ドニの伝説
エロイーズとアベラールの恋物語―語り継がれる中世の恋愛スキャンダル
民衆に愛されなかった王妃―マリー・アントワネットの真実
苦痛のない“人道的な”処刑法―ギロチンという発明
英雄とその最愛の女性―ナポレオンとジョセフィーヌ
ショパンの恋人―ジョルジュ・サンドの情熱
名作が救った大聖堂―ヴィクトル・ユゴーとノートルダム
実在した「椿姫」―高級娼婦、マリー・デュプレシの生涯
写真の革命児―ナダールのエキセントリックな人生
象の料理を出すレストラン―パリ包囲と美食の都の維持〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fu

12
ガイドブックというと、現在のパリに焦点を当てていることが多いが、歴史のある街は、過去に思いを馳せてみると尚楽しめる。本の前半は、パリで暮らしたダリやココ・シャネル、ロートレック、ヴィクトル・ユゴー等人物紹介、歴史的建造物の由来から1911年のモナリザ盗難事件等読み物として面白く、後半は地域ごとにまとめられているので、実際に街歩きする時のガイドブックとしても重宝しそう。2014/07/13

nizimasu

7
やっぱり旅行の楽しみのメインはかつての歴史を尋ねる旅。そんなスポットを当時のエピソードを紹介しながらゆかりの地を紹介する本。斬首された首を持って歩く聖ドニの伝説からシュールレアリズムに、ヌヴェルバーグの時代までそれぞれの場所を巡るのが楽しい。おそらくパリを訪れたことのある人なら「あのへんね」とわかるからうらやましいぞ。巻末には、主要なエリア別の名所紹介をしつつ、そのスポットのそれぞれの歴史をつまびらかにしていて、日本のガイドブックにはないリッチな世界観を堪能しました2014/05/15

Hiroyuki Ito

0
京都が終わったから、次はパリ。歴史上の人物で綴る、もうひとつのパリガイドです。2013/07/15

Hiro

0
誤植が散見されるのは残念だがつい先日パリに初めて行ってきた私にはとても興味深い本。パリにゆかりある人物出来事を24の文章に綴っている。巻末ではオペラ座地区はじめ8つの地区を地図入りで示し、本文で触れたモニュメント、施設、カフェなどの位置を確認しながら、土地の歴史を紹介する、という懇切丁寧な作りで、これを読んだ上で今からパリ見物できるのならさぞ良かろうと後悔した。先日のパリは美術館と凱旋門を見たのがせいぜいであとは足を棒にして歩き回った疲れしか残っていない。せっかく行ったのに見過ごしたものの多さに驚く。2019/11/05

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