TO文庫<br> 百物語の娘 ―泉―

個数:1
紙書籍版価格
¥722
  • 電子書籍
  • Reader

TO文庫
百物語の娘 ―泉―

  • 著者名:倉阪鬼一郎【著】
  • 価格 ¥614(本体¥559)
  • TOブックス(2014/08発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784864721530

ファイル: /

内容説明

大学のサークル仲間による怪談会の夜、何かの封印が解かれてしまった。暗黒のホラー作家が仕掛ける謎と恐怖の幕開け……。
【あらすじ】
大学生になった弓田泉は、文学サークルのユニークな先輩や友人たちとともに学生生活を謳歌している。ある日、サークルでの合宿イベントとして『百物語』が提案された。ふと、何か厭な感覚に襲われる。一年前何度も現れ、目撃するたびに世界が凍るような気がした〈あれ〉。忘れていたはずの〈あれ〉が今また、自分を見ているような……。イベントに参加するかと訊かれて泉は、魅入られるようにうなずいた。それが惨劇のはじまりと知らず――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

57
おおお。「戦慄のホラー」とはそういうことか。若干誤解してましたよ。2015/02/11

眠る山猫屋

11
思っていたより怖かった。特に前半。それにしても、百物語での盛り塩の場面で「皿に盛られた塩」が「血に盛られた塩」になってたのは単なる誤植か!?作者が仕掛けた罠のような気がする・・・。誤植ならそれはそれで怖い。 最後はアザトース!?そこまで風呂敷広げなくても良かったのでは?そして秋月さん、最後まで疑っていてゴメンなさい。2015/03/10

Yu。

9
妙な現象に悩まされるも、明るく個性的な仲間や部員達に囲まれた心優しき女子大生が、サークルでの百物語イベントに参加する事によって呪いの渦に巻き込まれてしまう恐怖の物語。纏わりつく邪悪な影、水に秘められた謎、木彫りの女性像に隠された真意が明らかになるに連れ。。と、後半に差し掛かるまでの和気あいあいとした雰囲気からガラリ一変する展開は、ジェットコースター的な恐怖感を煽ります!主人公の身の回りで起こる怪事件と百物語で語られるある話との繋がり方はこれぞホラーな一冊なのですが、ラストは賛否分かれます。2014/04/18

Spok

8
普通の大学生達が開催した百物語。まさしくな展開。おどろおどろしく百物語にむけて詰めていくところも面白かったが、ラストにむけてのめちゃぶりも面白い。しかし、外水さんて必要だったのか。陰惨でグロい描写はワクワクしたけど、ただ書きたかっただけとか⁉︎2014/08/11

きら

5
百物語パートは悪くなかったけど、結末が有耶無耶で勿体なさを感じた。悪い意味で著者らしさが出た感じのラストだなあと。2016/04/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6874517
  • ご注意事項

最近チェックした商品