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内容説明
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時代の波にもまれ、不運に見舞われながらもたくましく、 しなやかに生き抜いてきた百年の老舗20社の「中の人」がリアルに語る、チャンスを見極めピンチを切り抜けるアイディア集。自分らしく働きたい、仕事を好きになりたい、会社を辞めたい、継ぎたくない、起業したい……。そんな悩める仕事人に「夢見る力」を与え、前へ一歩踏み出させるエピソードが満載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
18
戦争、震災、世の中の変化の中でも、商売が100年も続くことは偉業だと思います。紹介されている会社は老舗20社、多ジャンルで、よく知られているところだと、カンロ飴、トンボ鉛筆、福助、ヤンマーなど。ナカムラというマッチ製造業社長の「マッチを作っている人が減っているなら、それはピンチではなく強み。そして、人が反対することのほうがチャンスはある」日常でマッチが必要ない時代となった今も挑戦する心意気が素晴らしい。2017/01/26
くさてる
10
日本国内で操業100年を超えた企業は2万7441社も存在するらしい。この本は、そのなかでも20の企業を紹介したもの。良く知っている会社もあれば初めて知ったところもある。それぞれがそれぞれの立場で仕事をしていて、向いている方向もきっとそれぞれ。でも、働くのっていいなと思えるような言葉で溢れている。個人的には水戸天狗納豆さんの、100年にあたりなにか特別なことをするかと問われて「だって、100年目に何かしたら、99年目に来てくださったお客様に失礼じゃないですか」という言葉に痺れました。2014/05/20
さいちゃん
9
図書館から借りた本ですが、内容が素晴らしく、購入して自分の蔵書にしようかと思ってます。創業100年続いてきた、いろんな会社が載っています。よく知っているカンロ飴や、金鳥蚊取り線香、トンボ鉛筆などなど。100年という時間は、第二次世界大戦、バブル崩壊といろんな苦難を乗り越えてます。どんな気持ちでお客様と向き合い、経営を続け、試行錯誤を繰り返して仕事に取り組む、その姿勢が読んでる私にも勇気と力を与えてくれました。2013/11/05
epitaph3
4
2015年265冊目。トラブルがあっても、あきらめそうになっても、考え、機会を生かし、人とつながり、新しいものを生み出しつつ、会社を続けていく。ここに出る人たちは全て、考えて行動している人ばかりだと思う。そして、利己に陥ることなく、社会のために何ができるかを考えているのである。深い。「ヤマニ醤油」「カンロ」「大角玉屋」「水戸天狗納豆」「カモ井加工紙」「大日本除虫菊」「ナカムラ」など。2015/05/31
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
3
100年続いてる企業というだけでくくるにはちょっと無理があったのでは。2014/07/17