信長の政略 - 信長は中世をどこまで破壊したか

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信長の政略 - 信長は中世をどこまで破壊したか

  • 著者名:谷口克広
  • 価格 ¥1,361(本体¥1,238)
  • 学研(2013/09発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784054057104

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内容説明

信長はどこまで中世を打ち破ったのか? 外交と婚姻政策、対朝廷、対将軍、対宗教、家臣団統制、居城移転策、戦略・戦術、農政、商工業、交通、町に対する政策等、あらゆる信長の事跡を徹底検証! 真の信長政権像を提示する!

目次

信長の天下布武への道
第1部 周囲に対する政略(外交と縁組政策 室町幕府と信長 朝廷と信長 宗教勢力と信長)
第2部 統一戦争へ向けた政略(信長の家臣団統制 信長の居城とその移転政策 信長の戦略と戦術)
第3部 民衆統治に関する政略(土地に関する政策 商工業・交通に関する政策 町に関する政策 信長の政略を総括する)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shushu

4
信長の行ったこと、朝廷や幕府、他の武将との関係等を資料、他の人の研究をまとめた本。色々な角度から書かれていて、創作じゃない信長に興味を持ったとき手始めに読んでみるのに適している本。最後にある年表を見ると武田の滅亡から数か月で本能寺なんですね。。。それにしても信長ネタのフィクションに息子たちが出てこないのは何故なんだろう?2018/01/08

瑠璃唐草

3
信長の行ったことを、様々な史料や研究成果を元に解説しているので、創作でない信長を知りたい人にはうってつけの入門書。軍事だけでなく、信仰、政治経済についても分かりやすく説明しているので、いずれまた読み返してみたいと思う。信長の部下というと、どうしても方面軍を率いた武将に目が行きがちになるが、この本を読むと、吏僚・村井貞勝に興味がわく。2015/03/29

カキモトのおでん

3
信長の行動を資料と著書・論文(2000年代多し)を踏まえて解説、新しい説にも言及あり。わかってることとわかってないことを明記。論点では、A説とB説を述べ、理由を挙げてどちらの説(又は他説)が妥当かと記述しており、丁寧で良心的。歴史にロマンを求める人には向かないが、現実的な歴史に興味のある人には大変面白い本だと思う。2014/09/23

いもせやま

3
信長研究本で有名な谷口氏の新作。この本の魅力は「戦国時代にはまった、創作物【小説・漫画】以外で史実の信長のことをもっと知りたい。でも、たくさん本があるからどれから読めばわからない。」って人にはこの一冊読めば、ある程度の信長研究の現在までの流れがつかめるということ。いろいろな研究者の論点をおおまかにつかめるのは素晴らしい。2013/10/07

松田望

2
信長の外交の基本は遠交近攻。今の日本が逆ということを考えると……短期とばかり思っていた信長が緻密な計算のもとに外交を行い、強い敵にはペコペコ、自分の地位が上がる毎に態度を対等から尊大にと態度を変えていく過程に、今も昔も空気を読むことの大事さを実感。尊大な態度から強硬に攻めてくるその態度に対する反発が本能寺の変を招いたとするなら、信長も最後の詰めが甘かったということか。因果応報ということか。ぼくは歴史から学んで、最後まで他人に優しくしよう。暗殺されないように。2013/11/09

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