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内容説明
成功する企業は優れたマーケティング戦略を立案し、実行に移している――。その結果、価格競争に巻き込まれることなく、独自に高収益を上げている。また、魅力あるブランドを生み出して、多数のファンを生み出している。43社の成功事例とともに6つの戦略スキームを紹介。メーカーは消費財から生産財まで、またサービス業も網羅し、著名企業はもとより、知られざる優れた事例も掲載。
目次
01 マーケティング戦略の立案、およびマーケティング視点とその思考プロセス
02 環境分析によって市場への導入時期を踏まえたマーケティング戦略
03 セグメンテーションに重点を置いたマーケティング戦略
04 ブランドによるマーケティング戦略
05 サービスによる差別化に重点を置いたマーケティング戦略
06 イノベーションに主眼を置いたマーケティング戦略
07 マーケティング3・0時代の新戦略
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
後藤だいすけ
5
専門用語がたくさんあるので一見難しそうですが、よくよく読んでみると書かれてあるのはマーケティングの基本的なことです。そしてそんなに分厚くない本書に43社の事例分析ですので1社当たりの分析がザックリです。なので経営者が本書から何かヒントが掴めるかというとそうとは思えません。本書はこれからコンサルを目指す人やコンサルになって間もない人が一知識として学ぶための本だと思いました。経営悪化で自社が潰れてしまい路頭に迷った私がコンサルに転職することになったら本書をもう一度読もうと思いました…(汗) 2014/11/24
Don2
2
まず、大量に事例やその狙いが載っており、これは大変に有用。ただ"○○という会社がすごい"と言える事、またその背景については情報や考察が充実している一方で、"なぜ同じ事を他社ができなかったのか"の考察が薄く、"なぜ勝てたのか"の観点の示唆が薄いように感じた。この辺り充実すると、同じ事を自社がやって意味があるのかどうか、読者にわかりやすいのではないかなあと思う。2020/10/31
芸術家くーまん843
2
『成功事例に学ぶマーケティング戦略の教科書』酒井光雄・編著 武田雅之・著 かんき出版“Differentiate or Die”“Only the Paranoid Survive”“survival of the fittest”ビジネスの世界には、「生き残り」に関するさまざまな格言がありますが、現在起こっている変化に対応するというのは、おそらく最も大切な生存の原則でしょう。そんな変化に対応し、業績を伸ばしている43社の先端事例集。まとめてくれたのは、「企業に最も評価されるコンサルタント会社ベスト20」2013/07/18
TK
1
様々な企業の事業、サービスのポイントが体系的にまとめられている著書。一つ一つの事例は事実の羅列に近いため印象深くなかったが、様々なマーケティング手法が複合的に絡まることで競争優位性がよりできやすくなるというポイントは心に残った。おいしいカレーと同じ!2018/11/23
かんちゃん
1
基本的なことが簡潔に書いてあって、各企業について当てはめと1ページに収まる図解分析がそれぞれ記載。マーケティングの教科書というよりは、企業活動の切り分け方とまとめ方の教科書といった意味で、勉強になりました。2016/05/05