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内容説明
ホンダ、ソニー、京セラ、ユニクロ、ソフトバンク……。日本を代表するような企業を創りあげた人々にも、困難を前に途方に暮れた日々がある――。新事業の破綻、追放など、「社長」たちは不遇の時代に何を思い、どう動いたか。日本の社長たちを最もよく知るジャーナリストが、名経営者の道程を「失敗」を軸に語り尽くす。
目次
第1章 いつだって「失敗」が成功を生んできた!(憧れのスター編集者は元・窓際族 日経新聞「私の履歴書」はなぜ56年以上続いているのか ほか)
第2章 スタート地点でつまづいた社長たち(小林一三(阪急グループ創業者)
井深大(ソニー創業者) ほか)
第3章 ビジネスで失敗した社長たち(松永安左エ門(電力王)
福武哲彦(ベネッセ創業者) ほか)
第4章 社長たちの「遅咲きブレイクスルー」(本田宗一郎(ホンダ創業者)
藤田田(日本マクドナルド創業者) ほか)
第5章 ソフトバンク孫正義と、ユニクロ柳井正の失敗学―時代の予言者のような二大巨頭 共通点は、20代のときに抱えていた大きな鬱屈(孫正義(ソフトバンクグループ創業者)
柳井正(ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長))
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ☆
11
日本を代表する数多くの社長たちの失敗談を浅く、広く。2013/12/22
ふろんた
7
内容があっさりしてますが、失敗を糧に再チャレンジしている。2018/11/01
芸術家くーまん843
6
「カリスマ社長の大失敗」國貞文隆著 メディアファクトリーhttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840151741/businessbookm-22/ref=nosim小林一三、市村清、土光敏夫、福武哲彦、鮎川義介など、日本を代表する大経営者たちの不遇の時代にフォーカスし、エピソードと教訓を紹介した一冊。とかくカリスマ経営者には美談ばかりがつきまとうものですが、本書の面白いところは、彼らの格好悪いところにばかりフォーカスした点。ダメ社員のレッテルを貼られ、出社も2013/08/25
葉
3
繰り返す失敗の中で大きな武器となるのが楽観性である。稲盛さん自身も若いときは失敗だらけだったとのこと。情熱がなければ成功にはたどり着けないとのこと。日銀を1年で辞め、独立して大失敗した電力王の松永さんの話などは面白かった。秀才の見えない努力として、日本マイクロソフト社長の樋口さんはコンサルタント会社で芽が出ず、激務で倒れたりもしたらしい。藤田田さんの本はユダヤの商法を読んで自分の人生観が少し変わった。孫正義さんが3年半も入院していたブランクがあったことは知らなかった。2015/12/11
桂けい
3
古今東西の、名経営者達の失敗の部分にスポットライトを当てた一冊。 自慢話系になりがちな成功書よりも、参考になる印象を感じました。 時期的に、5月病になりかかっている人にもオススメしたいですね。2015/04/26