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内容説明
「最近,よく転ぶようになった」.そう感じたら要注意.老化は足から.転倒はいのちに対する身体からの黄色信号です.いつまでも丈夫な足で歩きつづける.転んでもケガをしない.ラジオや講演の明快解説で評判の著者が,転倒に負けない身体づくりの基本を伝授します.自信と希望をもち,生きる力を取りもどすために.
目次
目 次
はじめに
第1章 歩くとは
1 老化は脚から
2 二本足で歩くということ
3 健脚度で計る
4 健脚度と介護予防
第2章 転ぶとは
1 転倒はいのちの黄色信号
2 事例で学ぶ転倒事故
3 すべる・つまずく・落ちる
第3章 転ばぬ先の杖
1 三本足のすすめ
2 バリアフリーとバリアアリー
3 「ぬ・か・づけ」に注意
第4章 転ばぬ先の知恵
1 普段の暮らしが自然な訓練
2 気づく力と見守る目
3 自分のからだを知る
第5章 今どきの転倒事情
1 認知症と転倒
2 施設内での転倒予防
3 リスク・マネジメントと転倒予防
4 子どもの転倒予防
5 転倒予防への新たな取組み
6 転倒予防七箇条
終章 人生七転び八起き
1 転んだらおしまい?
2 笑顔がくすり
3 人生の転倒予防
さらに詳しく知りたい人のために
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
1.3manen
14
字体が大きい。読者を高齢者に想定しているためだろう。歩行者用信号が青のうちに、渡り切れるか、どうか(12頁の実験では平均7秒)。これは、高齢者になって体験しないと危ない目に遭う。転倒恐怖者が陥った悪循環とは、精神的な不安→自己過小評価→閉じこもり→身体機能低下→ふらつく・・・などという中で、実際に転ぶ(34頁)。認知症は転びやすい(134頁)。転んでしまうと、死に一歩近づいたことになるよう印象を得た。転んでも起きればいい、とはいうが、呆けて転んでなら家族や他人に多大な迷惑がかかると痛感した。2013/11/11
ともたか
7
「転倒は命の黄色信号」。転ばぬ先の杖ではなく 体操または歩け歩けかな。2016/07/16
izw
6
AITC(http://aitc.jp/)で「空気を読む家」という名の下にIT活用して家を快適にできないかと考えている。今年のテーマは危険予防。議論をする中で転倒防止と火傷防止にフォーカスすることになった。転倒防止を考える中で「日本転倒予防学会」という学会を見つけ、そのHP http://www.tentouyobou.jp/ に掲載されていた書籍をいくつか読むことにした。まずは手軽な新書から読んでみた。年をとると筋力低下、バランス障害、歩行能力低下などで転倒リスクが増える。今後気をつけないといけない。2019/09/04
みらい
2
「転んだら、起きればいいや」という心持が核心をついているように思います。もちろん、何事も転倒予防は大事。2016/03/28
ookumamasa
1
実家で独り暮らししている母が散歩帰りに門の段差で転倒して、左足首にひびが入ってギプス生活。長男としてギプス外れるまで付き添っている間に買い置きしていたものを読み終えた。 ★転んでも起きればいいや! 長い人生、身体も心も「転ぶ」ことはある。具体的な転倒予防のノウハウから「転ぶ」と言うことの奥の深さまで触れられた好著。2015/11/03
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