経営者とは 稲盛和夫とその門下生たち

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader

経営者とは 稲盛和夫とその門下生たち

  • 著者名:日経トップリーダー【編】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 日経BP(2014/05発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784822264499

ファイル: /

内容説明

努力すれば誰でも経営者になれるのか。それとも「選ばれし人」しかなれないのか。師の言葉を通し「経営者」について呻吟した門下生たちは、その先に何を見いだしたのか。
稲盛和夫氏の長時間インタビューと、稲盛経営を実践する盛和塾生の体験談から、「経営者とは何か」「経営者とはどのような人間なのか」という根源的な問いに迫る。経営者の宿命に迫った渾身の稲盛哲学書。

●「本当に自分で経営を一生懸命にやっていこうと思えば、経営者というのは、これほどしんどいものはない」
●「大きな成功には大きな自己犠牲が伴う、小さな成功には小さな自己犠牲が伴うのです」
●「不景気だとか、うちにはこういう技術がないからとか、何を言うとるんや」
●「必死にやれば、このじいさんでも何万人の気持ちを変えることができるのです」
●「経営のケの字も知らんくせに、経営者ぶっておる人がたくさんいる」
●「若い頃、大変しんどい目をしとったとき、こんなにしんどいなら社長をやめようと思うことはしょっちゅうでした」
(稲盛和夫氏のインタビューから)

目次

第1章 稲盛和夫は語る(哲学的思考 意志の欠落 大義 エゴと戦う 人を育てる 盛和塾)
第2章 門下生は考える(師曰く「経営は才覚じゃない」 師曰く「経営とはどういうものか、これから見せてやる」 師曰く「もう駄目だと思ったときが、仕事の始まる」 師曰く「おまえの一生懸命さは認める。けれど、志が低い」 師曰く「魂を入れなければ、経営ではない」 師曰く「『足るを知る』という言葉に甘えて、あんたは楽をしようとしているだけだ 師曰く「人間が生きるうえでの基準はただ1つ、人間として何が正しいかです」)
第3章 経営者とは何か

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiro-yo

29
良い本に出会えました。稲盛さんの宗教哲学的な思考に至った経緯も分かりました。後半には稲盛門下生の社長様の生き様も記されています。その中に取引先の社長が載っていました。そんなことがあったのですね。。社長は孤独だ。2017/04/05

エスニック料理好き

5
日経トップリーダー編集部による稲盛和夫氏の経営者観とリーダーシップ論 をまとめられた書籍。一章は、稲盛氏本人が経営哲学をレビュー。『経営とは何か』ではなく、『経営"者"とは何か』を語っているのがポイント。経営とは『全従業員の物心両面の幸福を追求すること』という哲学がまとめられている。2章は、氏が主催する『盛和会』で教えを受けた門下生(中小企業経営者)が、如何に稲盛哲学を実践したかの感動的なエピソード。3章は、編集部が1、2章を受けた考察をレビュー。全体的に平易にまとめられ、大変に読み易い一冊。2015/05/06

こうじ

4
稲盛和夫氏に関する本だけど、本人が書いたのではない本。稲盛氏の本は、たいてい「経営」ではなく「経営者」について書かれていることが多いけど、これもそのパターンで経営感や経営哲学といったものにフォーカスしている。第2章「門下生は考える」がメインで、盛和塾生7名が稲盛氏の哲学を実践しているのはとても興味深かった。稲盛氏がJALの再建を請け負うことにしたときに、門下生に「経営とはどういうものか、これから見せてやるから、よう見ておけ」を語ったらしい。これは格好いい!2015/11/26

くま

3
何度も戻っては読み直し、やっと完読。 「会社を経営していくには、素晴らしい哲学を持たなかったいかん」という稲盛氏のことば。 素晴らしい経営者やリーダーにはかならず哲学がある。私の立場からも、この哲学が必要だな、と多々思うことがある。 そして、心にはすぐにエゴという雑草が生える。自分でその雑草を引き抜き、耕し、美しい草花がさくようなと力が必要だと改めて感じた。2018/11/17

芸術家くーまん843

3
『経営者とは 稲盛和夫とその門下生たち』日経トップリーダー・編 日経BP社JALの再生により、再び脚光を浴びている、京セラ創業者の稲盛和夫氏。本日の一冊は、そんな氏が主宰し、数多くの経営者を輩出した「盛和塾」の教えをまとめた一冊です。本書によると、この盛和塾からは、以下の有名経営者が出ているようです。<生きた経営学を学ぼうと、これまで盛和塾には多くの経営者が門をくぐった。その中には現在の上場企業経営者も多く、ぴあの矢内廣、ワタベウェディングの渡部隆夫、平和堂の夏原平和、サカイ引越センターの田島治子、大戸屋2013/06/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6437568
  • ご注意事項

最近チェックした商品