内容説明
実用化を目指して開発中の鉄道のハードがある。また、日本では見られないが、外国では導入されているソフトがある。それらは何を目指しているのだろう? そして、それらが日本で実現されたら、日本の鉄道は、公共交通はどう便利になるのだろう? 本書は「もし○○が実現したら」という、鉄道の来るべき未来を描いたもの。誰もが想像を巡らせたことがあるに違いない「DMVやフリーゲージトレインはどこに導入すればいいのか?」「鉄道会社ごとにバラバラである運賃が統合されたらどんなに便利か」など、未来の世界の「架空ルポ」を掲載している。本書をきっかけに、開発中の技術や新しい制度への関心をぜひ高めていただきたい。
目次
陸のLCC―夜行・寝台列車専門の運行会社が営業開始!~その母体はJR貨物!?
ニュースタイルの夜行列車 次のステージへ―よみがえったブルートレイン「NEXT・エレガント」
ヨーロッパでは事例がある共通運賃・ゾーン運賃制度―東京23区内の電車の運賃がついに共通化!
利用者・鉄道会社双方にメリットがある―運賃の支払いをノーチェック!?信用乗車方式が広まる
狭い地域に多数の鉄道会社があるわかりづらさを解消―京都市内の鉄道に共通ブランド「京でんしゃ」導入!
景観に配慮でき、地上への設備投資も少なくて済む―蓄電池式電車「バッテリートラム」が運転開始!
全国各地で検討されているDMV、その成功の鍵は?―DMVが札幌市内で営業運転を開始!
「乗り換えなし」の利便性が命―新在直通フリーゲージトレイン「いなほ」
夢の国際列車―東京~ソウル間の超特急「ピドゥルギ/はと」
感想・レビュー
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Kenta
たかしくん。
だんだん
スプリント
まーく