内容説明
柴田練三郎、今東光、開高健の薫陶を受け、「週刊プレイボーイ」を100万部雑誌にした元名物編集長が語る、体験的「浪費」論。「迷ったら、二つとも買え」「使うほどセンスが身につく」「ワリカンにしたら負け」……。数々の名言には生きるヒントが満載! 2012年秋には、新宿・伊勢丹メンズ館8階にセレクトショップ、「サロン・ド・シマジ」もオープン。ますますダンディズムに磨きをかけるシマジに学べ!!
目次
第1章 「無駄遣い」のススメ
第2章 「無駄遣い」はセンスを磨く
第3章 「無駄遣い」は教養を高める
第4章 「無駄遣い」は人脈を育む
第5章 「無駄遣い」は自分の身を助く
第6章 「無駄遣い」が出来るようになるための10の教え
第7章 浪費家列伝―ライオンは足跡を残す
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ☆
21
昔ながらのかっこいい大人。お金を節約することで、好奇心を失っている。シガーは気になる。趣味は人生を豊かにする。伊勢丹のお店も行ってみようと思う。2014/08/11
ヨータン
20
すごくいい生き方をしているなと羨ましくなりました。私なんか浪費をすると罪悪感でいっぱいで、落ち込んでしまうのに。著者のようにここまで浪費をすると逆に気持ちいいだろうな〜と思います。中途半端な浪費が一番いけないよな〜と反省。2014/07/26
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
16
▼著者は元週刊誌編集長で、エッセイスト+西麻布の自店でバーマンとして活躍している人だ。▼ 金持ちのキザな、でもカッコいいおっさんの自慢話と蘊蓄をダラダラと聴いているような気分になった。実体験に基づく話で、楽しく飽きないものだった。▼「美しいモノをみたら迷わず買え」…確かに教養深い金持ちは美しいモノを持っていると感じる。そしてセンスの良いものを持っている。本当にそう思う。▼通帳に二桁万円しか残らないような浪費には賛同できないが、自分への心豊かな投資として、高くても良いものを買うという姿勢に深く共感した。2022/08/24
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12
今東光や開高健の薫陶を受け、『プレイボーイ』誌を育てた伝説的編集長の浪費に関するエッセイ集。じつに昭和的な金回りの良さ・豪快さと、それと表裏一体な大雑把さ・下世話さが渾然一体となって流れ込んでくる。/「貯金は人生を貧しくする」「迷ったら両方買え」「借金してでも買え」など、迂闊に真似すると破産まっしぐらのメッセージばかりだが、人生を味わいつくそうとする筆者の姿勢はダンディズムにあふれており、学ぶところが多い。/食道楽と本道楽を正当化するため、あえて真に受けてみたい笑2022/09/25
Lisa
10
著者がどんな人物かは知らずに(元プレイボーイ編集長)読みました。最初なにこのじぃ、こんな年になってまだ物欲いっぱいでちょっと引くんですけどー。って思いましたが全部読み終えると最初に感じた様な嫌悪感はなくなりました。そこはいらないよっていう下ネタをそのお年にしてちょくちょく挟み込んでくるとこが下品で、物欲と合わさって余計にうわー。ってなる女性はいると思います。しかしながらこの本読みながら電車で買い物に行って、迷った私は2つならず3つの髪飾りを同じ店で買ったのであります。2015/10/14
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