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内容説明
香川や長谷部、清武らの活躍で一躍、日本人選手が認知されたドイツ・ブンデスリーグ。その陰には、05年、単身ドイツ入りし、いまはブンデスリーグのフロントとして活躍する日本人がいた。彼がドイツに渡った理由。そして、日本人選手獲得までの道のり。日本サッカー界への提言を語る。
目次
プロローグ 「サッカーの本場」ドイツで生きる
第1章 サッカー馬鹿―安定した人生を踏み外させた「サッカーの魔力」
第2章 茨の道―国立大卒のキャリアを捨て、サッカー選手として生きる
第3章 異国ドイツへ―「雑草海外組」の挑戦
第4章 道を拓く―ブンデスリーガ“フロント入り”への厳しい道程
第5章 有言実行―日系企業とのスポンサー契約と日本人選手獲得まで
エピローグ 挑戦の日々は続く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitsu44
14
前から読みたかった本を明日の瀬田さんのセミナーに備えて一気読み。日本の下部でプレーしていた瀬田さんがかねてから頭にあったドイツへ挑戦。アマリーグを経て最大の日本人都市デュッセルドルフのクラブ フォルトナで日本デスクを立ち上げ奮闘してきた話をリアルに語られてます。タイトルにもある「頑張るときはいつも今」とても大切な言葉だと思います。今年の手帳の1ページ目に刻みました。2015/12/19
ふろんた
13
サッカー選手としては頭角を現すことができなかったが、ドイツでサッカーに携わる仕事を実現。内容として特筆するものはないのだが、行動力とやめないことが結果に結びついている。継続するってのが経済的にもモチベーション的にも一番きついけど。2014/03/11
あんな
5
「人生、いつだって思いっきり生きたもん勝ち」プロとして成功した人の本もおもしろいけど、うまくいかずにそれでも諦めない瀬田さんの泥臭さがとてもかっこよかったです。努力は必ず報われるとは言い切れないけど、しないとチャンスも得られない。だからこそ頑張る時はいつも今なんですよね。2013/09/28
ミリオン座
3
ドイツのクラブチームに飛び込み、フロントとして活躍されています。その行動力には驚かされ、尊敬に値します。ドイツのクラブチームのファンサービスのあり方など、生きた情報が伝わってきました。2014/03/14
M
2
ただのサッカー好きの少年が、選手を目指し、諦め、それでもサッカーを仕事にする。ドイツ一部リーグのフロント瀬田さんのエッセイ。ドイツのクラブがどのように運営されているか、またその中で瀬田さんが行なっている在独日本人への広報、"香川ショック"などサッカー界の今を違う視点で見られる。雑草のようにしぶとく根を張り花を咲かせた著者に、多岐にわたるサッカー人生の有り様を思った。2013/07/26