内容説明
神侠会前会長の法要の仕切りを巡り、会長代行の松原と若頭の青田が衝突。松原を慕う事務局長の美山が仲立ちに入る。だが青田は自らの会長就任を睨み、会の仇敵と縁談話を進め、勢力を伸ばそうとしていた。美山は組織崩壊を防ぐため青田を殺そうとする……。世間に恐れられ、煙たがられるほどに強くなる極道の絆を描いた日本版ゴッドファーザー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
60
シリーズ3作目。藤堂、やはり最後は予想してた通りの行動だ!彼みたいな極道は結局頂点には立てないだろうが、美山、五十嵐、藤堂の三羽ガラスの中では藤堂が一番好きだ。彼こそ真の極道!続いて第4作へ行きます。 2018/09/07
ずっきん
49
前作で並び立った、美山、五十嵐、藤堂。欲と目論見が渦巻く中で三人の男達の行く末を追う。山一抗争をモデルにしてるとは思うけれど、絡み合う陰謀にページを割きすぎて、せっかくの三人+ギイチの心情変化背景が掴みにくい。前作のようなミステリな要素もなく実録っぽい仕上がり。ただし、こうなったことで次作の「烏合」への期待は高まる。また、熱く掴んでくれ! 表紙は藤堂でしょうか。本当にバカな男だよ。大好きだよ。2018/08/31
葵堂
2
一気に読まされた2020/11/17
葵
2
面白かった!義友...友である三人それぞれのキャラクターがますます魅力的になってきたところで...続きがどうなるのか気になります。2014/01/12
こいきんぐ
1
どんだけ準備をしても絵図をかいても思うようにならない。それも人生。2022/05/09