内容説明
噛むことと健康&病気の驚くべき関係。
脳や胃腸と同様に、歯も立派な「臓器」です。しかし、大切な臓器を「1本くらい失っても問題ない」と思い込んでいる人が多いのではないでしょうか。
歯を失って満足に噛めなくなると、肩こり・腰痛・不眠症・うつなどの不調や、メタボリック症候群、運動障害、脳梗塞や認知症などを招きやすくなります。逆に、正しい噛み合わせで十分な咀嚼ができる人は、いつまでも元気で若々しい生活を謳歌することができます。
本書では、お口の健康を保つことでいきいきとした人生を手に入れる「健口長寿」の実践法をご紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
べるめーる
12
昔は気にならなかったのに、噛み合わせが悪くなってきたような気がして読んでみた。歯周病など大人の口腔問題も勉強になったが、それ以上に読んでよかったと思ったのは5章。子を持つ親として知っておいて損はない知識を得られた。顎と歯の健康は、妊娠時から始まっている。それは母親学級で聞いた内容だったが、授乳や離乳食での唇の使い方がまた重要だった。娘は歯並びがきつきつで歯医者さんから「しっかり噛むといいよ」と指導されたところだったので、この章は特に真面目に読みました。しっかり噛むような食生活を心がけよう。2013/07/30
はりねずみ
1
職場の机に置いてあった本:健康系の仕事だから誰かが読みなさいと私に渡したので、読みました。子どものむし歯と入れ歯、噛むことの大切さ。しかし私は40歳になると歯が2,3本なくなる可能性もあるんだということに驚いた。歯磨きしよう。2015/03/08
Minoru Takigawa
1
大切なこととおもってはいたが、健康を考える上で、特に子ども時代からの健診が大切であることが分かる。 2013/06/11
Naota_t
0
★3.3私は噛み合わせが悪い。昔は矯正をしてきれいにしてもらったが、親知らずの影響で歯並びがずれてきた。本書では、咥内を清潔にすること、よく噛むこと、噛み合わせの大切さなどを主張している。歯医者においてあるパンフレットのような内容だった。幼児は歯が生え変わるから虫歯になっても大丈夫、というのは迷信みたい。改めて、親知らず抜いて、再度歯の矯正することを真剣に検討中。。。2017/03/03
chocoberry
0
噛み合わせは大切という話。高齢者に向けたお話が多くありました。義歯でも、噛み合わせがあっていれば健康で長生きできるとのこと。口内環境を綺麗にしておくことや噛む習慣が大切というお話もありました。歯磨きの習慣を続け、30回噛むことを意識しようと思いました。2016/08/24