内容説明
笑いと涙、歓喜と狂気。そして突破と破滅。人は何故かくもギャンブルにハマるのか?伝説の編集者末井昭と伝説のギャンブラー山崎一夫による博打人生のディープ過ぎるウラ話!3人目の伝説、西原理恵子画伯が描く書き下ろしマンガ、イラストもけっこう満載!
目次
第1章 パチンコ
第2章 麻雀
第3章 競馬
第4章 投機
第5章 非合法ギャンブル
第6章 ギャンブル精神論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
6
末井昭氏の破滅的なギャンブル遍歴の話が中心。パチンコや麻雀は、よく知ってるし面白いが、競馬で大金を取ったり取られたりしつつ落ちて行く話は本当に恐い。一番恐かったのは「商品先物取引で臨死体験」。暴落でどんどんお金が出て行く件はゾッとした。株や不動産も似た様なものだから、我々も皆ギャンブルまみれ、と言うか、他人の作った会社に身を任せるのもギャンブルだし、そもそも生まれた時点でギャンブルとも言えまいか。2015/04/01
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
3
末井氏のキャリアで「パチンコ必勝ガイド」がどういう位置にあるのかイマイチフルイチよくわからなかったのだけど、これを読んで納得。競馬、競輪、競艇、パチンコ、いちばん人と人とのやりとりだってのが競艇だっていいますけどね。ギャンブルって人と人との駆け引きなんでしょうね。選択ってのはメリットとデメリットを天秤にかけてメリットが大きいほうを選ぶことですけど、ギャンブルってのはハイリスクハイリターンとローリスクローリターンを天秤にかけることなんでしょうね。浜岡原発はロシアンルーレット、リスクもリターンも見えなかったん2013/10/15
とこまた
3
ギャンブルってジェットコースターに乗って快楽と破滅とを手にする生き方には 良し悪しを超えた羨望を感じてしまう。安全確実を我が手にしつつ 疾走したり失踪したりするギャンブラーたちのおこぼれを見聞きしつつ 自分にはできない代わりに遠くからエールと少しだけの印税を送ります。あーちっちゃいなあオイラ。 2013/06/07
おさむん
2
ギャンブルに費やすお金の桁が違う。第4章「投機」で先物取引や株の話が出てきます。世間的には「パチンコ」「麻雀」「競馬」にハマっている人を白い目で見る人が多いですが、「株」をやってる人には「優遇税制」があることに、納得がいきません。同じギャンブルだと思うんですけどねえ。2018/11/05
emi
2
すぐに読めます。いちおう業界関係者なので読みましたが、西原信者さんは何となく買っては見たモノの・・・という印象かもしれません。「パチンコ必勝ガイド」の裏側などを垣間見えた点は面白かったかも。2013/06/29