女王の穴 ～クイーンズ・ホール～ - 本編

著者名：山口譲司

実業之日本社（2013/09発売）

• ISBN：9784408174464

内容説明

自称日本一のサオ師・鷹山ヤマトの前に突然現れた天才少女科学者・柑奈ハインライン。ヤマトの性的エネルギーが世界を救うという、彼女の実験に付き合わされたヤマトが目を覚ますと、なんとそこは古代エジプトだった！！　元の世界に戻るには、歴史を動かした美女[クイーン]を攻略し、時空の扉を開くことが必要で……股間の鍵[キー]で、時空の穴[ホール]をこじ開けろ！！　好色一代タイムトラベルの顛末やいかに！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[袖崎いたる]

性交エネルギーで時空を越える、主人公と彼の性力を見込んだ表紙の天才少女との物語。画は綺麗、女性も綺麗、ファックは華麗。くだらない（褒め言葉）設定やエロ漫画好きな方はきっと楽しめるだろう。それと中学での世界史の知識（例えばクレオパトラの鼻の高さの謂いとか）くらいあれば、パロディー的なものとして理解できるし、この作品の面白さを味わえることだろう。恥ずかしながら、ぼくは「サオ師」という称号を、おそらくだが、この作品で知った。要するにジゴロの上位互換みたいなものだと理解したが…合ってるかしら？

2015/08/26

[ゆーちゃん]

お色気タイムスリップ。くだらないけど読んでいて面白いのはさすが山口さんって感じですね。世界の美女がたくさん登場します。あくまでパロディです。フィクションですので悪しからず。

2014/01/01

[チタレンコ]

この種の、「マンガはじめ手物語」的手法の作品は、読み手の教養と知識が求められますよね。著者がどんなに歴史上の美人を登場させたいと思っても、「え？誰この人？」という反応だったら意味がない。意外と自由がないというのか。

2013/06/05

[ryoku]

自称日本一のサオ師・鷹山ヤマトと天才少女科学者柑奈(カンナ)・ハインラインが性的興奮で生じるエネルギーでタイムリープ。現代へ戻るため歴史を動かすほどのポテンシャルを持った人物とヤるヤマトの冒険！　山口さんらしいコメディ作品だと思います。

2013/06/08

[nadaha]

これは高校時代にうちの部活で流行った「おしとね天膳」の人やないか…！と思って購入。相変わらずのバカバカしさ。世界三大美女とセックスをする、というただそれだけのコンセプト。国辱ものですよ、こんなの。ジャンヌダルクのシチュエーションは素晴らしかった。囚われの女騎士というのは何でこんなに素晴らしいんだろう。で、最後に大人になったカンナちゃんが出てきたとこは素直に感服した。いや、中学生とセックスはさすがに…とか思ってたからさ。

2013/06/24