C★NOVELS グルア監獄 - 蒼穹に響く銃声と終焉の月

著者名：九条菜月【著】

中央公論新社（2013/06発売）

• ISBN：9784125012490

内容説明

グルア監獄、通称「軍人の墓場」。そのグルアへの過大な予算配分を巡って政争が勃発する。軍属の密偵・クロラは新兵を装っての潜入調査を命じられた。危険を顧みず潜入したその先は、とても同じ軍人とは思えない奇人変人苦労人たちの巣窟だった！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[秋製]

シリーズ・軍隊物。軍隊といっても戦争物ではない（いまの所）。グルア監獄は「軍人の墓場」といわれている勤務地。グルア監獄の「秘密」探る為に派遣されたクロラ。所長を筆頭に、（色々と）一癖も二癖もある上官や同僚に囲まれ、軍規が恐ろしく緩く囚人との関係も（表面的に）？アットホームは雰囲気な珍しい監獄。話の〆もなにやら波乱の予感が漂い、好きな作家さんで話も面白く、続きが気になります。

2013/09/15

[nana]

面白かった(^^)続きも読みたいです。キャラがそれぞれ魅力的でした。クロラは優秀な軍人のようだけど、成長するのかな？

2016/07/19

[☆kubo]

とりあえず男子寮が掃除されて良かった（笑）主人公が外見と裏腹にブラックなので今後に期待。そしてゼータ所長、ファンです！（笑）

2013/09/23

[ブックマスター]

面白かったです。今回のシリーズもキャラが濃くて、楽しめました！監獄の話だなんて、よく思いつくなぁと思います。特に、模擬訓練の所は、一番見所があり面白かったです。九条さんの書く文章は、私と相性が良いのか読みやすくて気に入ってます。まだまだ気になることはたくさんありますね。続きも読ませて頂きます。

2014/03/15

[ダージリン]

「軍人の墓場」といわれるグルア監獄で不正が行われているらしいということで、できる密偵クロラが派遣されたんだけど、なんとも魅力的？な監獄というか、刑務官達で面白かったです。歓迎会兼模擬訓練最高です（笑）。

2013/06/02