- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
歴史の大きな流れを捉えるために、高校世界史Bの枠組みに沿って細部を大胆に省略。人類社会の変動・変化点をつなぎ、時代や地域ごとの歴史の大枠・道筋を読み解く。大人のための学び直し世界史。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
16
大まかに世界史を捉えていて全体像を掴むのにいいと感じました。世界史の区分はあまり意味があるようには感じませんでしたが、読みやすかったです。2021/09/27
はるわか
13
4つの河川文明(エジプト、インダス、ガンジス、黄河)、大乾燥地帯の人口集中地域、都市の誕生。前7世紀から前4世紀の精神革命。4つの世界帝国(ペルシア、ローマ、ガンジス、秦漢・隋唐)。ユーラシア規模の遊牧帝国、イスラム、トルコ人、モンゴル。遊牧帝国を終わらせた鉄砲大砲。大航海時代、ヨーロッパとアジアの経済をひとつにした新大陸の銀。海上大国オランダ、大西洋を制したイギリス、株式会社の発明。大西洋の三角貿易が育てた資本主義経済、産業革命と近代都市。ヨーロッパ優位の19世紀。国民国家の成立。従属させられたアジア。2019/08/10
おくりゆう
9
「小さな世界史」と「大きな世界史」という視点から「長いスパンで変化の趨勢をつかむ」ことで「世界史の輪郭を把握する」という趣旨の一冊。個人的にはあまり集中して読めず、読みにくい印象もありましたが、趣旨やアウトラインからの歴史の俯瞰的な見方、醍醐味は伝わってきました。もう少し勉強したい。2014/01/14
yasu7777
5
★★★☆☆ タイトルからして、もっと歴史読み方見方に関する内容だろ思ったが、世界史通史であった。コンパクトに 纏まってはいるが、やはりいきなりこれだけでは苦しい、ある程度世界史の知識がないと。歴史は何度も読んで理解して、知識が積み重なっていくものだと感じた。2016/07/05
脳疣沼
2
世界史の流れがよく分かる。細かな事象は全くわからないが、しかし、人類全体の歩みを“感じる”ことが出来る感動的な本だ。改めて、日本も世界史の一部なんだなあと思った。こうして見ると、日本の平和と言うのは一時的なもので、今の日本は単に幸運な時代にあるというだけのことかもしれないと思える。世界の大きな流れに抗うのは大変なことだ。2013/11/30