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内容説明
アベノミクスで少々上向きになって来たかに見える日本経済であるが、若年層、中年層にとっては、「少子高齢化」や「年金問題」など、将来に不安を抱えたままであることは変わらない。さらに、高齢者も、手持ちの資産でこれから長い老後に備えることができるのか、大きな疑問を感じている。本書では、そのような将来不安を払拭するため、どのような経済行動を取ってゆくべきかをわかりやすく解説する。本書で解説するのは、「投資の基本原理」に忠実な手法である、5年程度を節目として売買を行なってゆく投資法である。問題となるのは、何に(どんな企業に)投資するかということが一番で、それを間違わない方法を、「会社四季報」の読み方のような細かい所を始め、詳細に伝授する。あわてず、じっくり、堅実にをモットーとした、著者の唱える「5年投資」は、忙しい人でも、数年に1回程度の売買で実行可能であるため、現実的な方法であるといえる。
目次
第1章 混迷の時代になぜ「5年投資」なのか?
第2章 あわてる乞食はもらいが少ない(5年間で着実に成果を出す)
第3章 「5年投資」のために、これから5年間の世界経済の基本を押さえる
第4章 これから5年間の日本経済の基本を押さえる
第5章 5年間じっくり待って勝つ金融商品の目利き方法
第6章 毎日コツコツでも、5年ごとの複利効果で驚くほどの資産に!
第7章 トレードオフ(何もしないこと)が大事
第8章 「5年投資」の達人ウォーレン・バフェット
第9章 「5年投資」に適した企業・適さない企業
第10章 「5年投資」を助ける名言集