講談社+α新書<br> 東海道五十三次「食」ウォーキング 健脚を支える健康食のヒミツ

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講談社+α新書
東海道五十三次「食」ウォーキング 健脚を支える健康食のヒミツ

  • 著者名:幕内秀夫【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 講談社(2013/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062727990

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内容説明

温泉旅館のような豪華な宿ではなく、一泊数千円の昔ながらの商人宿・ビジネス旅館に泊まりながら500キロ20泊21日、一筆書きに歩いて考えた、日本人の食と健康の未来。大きな変化の波にさらされながら、いまなおしっかり受け継がれる日本の伝統的な「食の知恵」。東海道の旅を表した作品は数あれど、食をテーマにしたものはかつてありません。まったく新しい視点で、最後まで健康に生きるための秘密を解き明かす画期的一冊!

目次

序章 東海道五十三次、500キロ徒歩旅行
第1章 のり・蕎麦・蒲鉾食べて天下の険―東京・日本橋~三島
第2章 「食」の終点は茶―三島~袋井
第3章 米味噌文化圏から豆味噌文化圏へ―袋井~宮
第4章 20泊21日、歩いて食べて三条大橋―宮~京都・三条大橋
終章 旅と食生活

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けぴ

36
東京日本橋から京都三条大橋まで、20泊21日で歩く旅が綴られる。全ての宿を予約して出発。電車や車ならそうかもしれませんが、東海道を歩く場合、通常は天候や体力の変調を考えて宿はその都度、2-3日前に予約するのが普通なのだそうです。出発早々に箱根の山道で左膝を痛め、途中大雨にも会いながら予定通りの行程を行く著者は、ある意味、沢木耕太郎や猿岩石より凄い!実は過去に鹿児島から北海道までも歩いているとのこと。真似できない体験として面白かったです。2019/02/07

藤枝梅安

29
幕内さんは「食」研究家(弁当ではない)。カバーのキャッチコピーが「57577」になっている。主に1泊2食のビジネス旅館に泊まり、20泊で東海道を歩き通し、それぞれの土地の「食」と日本人の食文化について綴った「旅日記」である。ほぼ同年代の著者が500kmを歩き通したことに感服する。「歩いて、風呂に入って、食べて、寝る。」の繰り返しに耐える精神力が凄いなぁ。2時間で読み終えた。この新書を読んで訪れてみたい土地が増えた。次は中山道ウォークを計画中とのこと。楽しみだ。2013/09/28

Naoko Takemoto

9
粗食の権威、幕内先生が2食つきのビジネス旅館を選び(予約し)(致し方なく公共の宿に泊まる時がある)20泊21日で東海道を歩ききった旅行記。ビジネス旅館を選んだのは、そこで出される定食に対する栄養学的見地と郷土色の確認といったところだが、ビジネス旅館は旅籠ではなく、労働者の寮として存在するようなものだった。足のマメや膝の痛みに苦しむ先生だが、草鞋で歩き通した昔の人のタフさには頭が下がる。現代人はもっと歩き、温故知新を学ぶべきかも。2019/10/17

Humbaba

7
普段は何も感じないようなサービスであっても、身体がつらい状況にあるときにはとてもありがたいものに感じる。しかし、反対に悪いサービスを受ければその疲労感も何倍にも感じられてしまう。相手には相手なりの事情があると言うのは解っているが、疲れているときにはなかなか受け入れられない気持ちになる。2016/11/17

いたいけなべあ

7
お江戸日本橋から京の三条大橋まで、地方の日常食を探しながら20泊21日で歩きとおした記録。 20泊分の宿を先に全部予約するという暴挙!途中で変更ができないプレッシャーと足のマメとの戦い。 歩き通すことが目的なので途中の景色やら観光やらはほとんどスルー、ひたすら苦行のように歩いている。 ビジネス旅館というところを選んで泊まっているので豪華な食事もなく。 そういう意味で旅ガイドとしては使えないけど、行ってみたい泊まってみたいところ、食べてみたいものがいくつか。2015/02/11

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