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内容説明
組織はみな、不条理なものである…。
「社長以外誰もしゃべらない会議」「身勝手な指示を繰り返すトップ」から、「幹部社員が密談を繰り返す」「MBAを取ったボンボンが登場」まで、数々の「組織崩壊の前兆」を説くのが本書。
経験豊かなコンサルタントが数多くのケースを元に、危ない組織の特徴とそこからのサバイバル術を説く。
目次
「沈黙する」「どなり合う」―企業の不思議な世界<br/>「ブンブン回る」―ダイナモ台風接近中<br/>「飾り立てる」―経営者は美術館長<br/>「コロコロ変わる」―朝令朝改、七転八倒<br/>「誇大妄想する」―ミッション・インポッシブル<br/>「はしごを外す」―アリが象を動かす<br/>「浮かれる」―何かがおかしい<br/>「MBAする」―ボンボン登場<br/>「面従腹背する」―総反発<br/>「密談する」―大脱走<br/>「ぐちゃぐちゃになる」―出迎えなし<br/>「からめとられる」―八方ふさがり<br/>「別居する」―やつら対われわれ<br/>「マヒする」―裏マニュアルの裏<br/>「落下する」―組織崩壊<br/>「理想の組織を求める」―誤りの第一歩
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
k
6
「本書で一貫して論じてきたのは、組織そのものが、企業の歴史と個性とDNAを体現するものだということである」。「沈黙する」、「はしごを外す」、「浮かれる」、「密談する」、「マヒする」などの著者の示す崩壊する組織の15の前兆について事例とともに解説。そしてそんな組織と前向きに戦う上に必要な心構えとは。うちの会社はこれとこれと・・・・・・なんていう不真面目な読み方をしてみたり。2013/05/23
だいすけ
1
変革するにはまず自ら。リードザセルフ。本当に大切なことだと実感。2016/12/12
reina
1
自分の会社にも当てはまるところがありました。これから起業する人は読んでおいて損はないです。2016/07/22
あまや
1
出てくる「前兆」が頭から尻まで馴染み深すぎてワロタ。ワロタ……。
ヤスタカ
1
今村英男さんの著書です。15のテーマに分けて崩壊する組織の予兆をテーマに述べられています。理想の組織はなく、外的環境と内部事情でそのときどきの課題を克服できるかが勝負となる。私も組織に所属する者として所属している組織の発展を願いますが、現実を直視してスキルを高める努力が必要です!