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内容説明
日本刀の名工として正宗と並び称される、長曽祢虎徹。越前の甲冑師から50歳で江戸の刀鍛冶に転じたといわれる謎に満ちた生涯。美にこだわった正宗に対し、太平の世にありながら、あくまで斬れ味にこだわったその作風。井伊直弼、近藤勇、勝海舟、犬養木堂らに愛された独特の魅力。豊富な図版とともに、人と作品の核心に迫ります
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひこうきぐも
8
図書館で借りました。虎徹の人物や生き様が描かれているかと思ったのですが刀の専門用語と江戸時代年号、師弟関係の固有名詞が並び理解できませんでした。虎徹と勝海舟、近藤勇などのエピソードは面白かった。犬養木堂所蔵の風雷神虎徹の写真は素晴らしかった。2013/07/27
chisa
2
知識がないので専門用語の羅列がやっかい。ただ、後半の近藤勇や勝海舟などと虎徹とのエピソードは面白い。初台にある刀剣刀剣博物館にもう一度行きたくなった。2013/07/28
寝落ち6段
2
日本刀はロマン。ある程度、歴史が好きだったりすると「虎徹」を聞くことがあると思う。長曽祢虎徹興里、謎の刀工。しかし、博物館や国宝に指定されている名刀を作った。そんな虎徹の生涯とそれを取り巻く他の刀工、試刀家、金工や虎徹を愛した人たちのエピソードがある。どうしてそこまで見惚れることができるのだろうか。それがロマン。2013/07/13
こたつ
1
昔のことを検証するのは難しい、ということがまずわかった。ただ、やはりハンドメイドのものなので作者の作風が強く出るということに納得しました。また、なぜ彫物が入っているのか謎だったのですがこの本を読んで解消されました。2013/07/14
はわわ二等兵
1
三つの点から「入門編」ではありませんでした。 先ず、説明なしの専門用語連打。 次に、本文中の年代表記が元号のみで紀元なり西暦なりの併記がありません。 そして、図表なしで師弟や親子関係の記述。 巻末に用語集と元号一覧があって、少し助かりましたけど。 刀身を描写するかっけー言い回しとかの参考には。2013/07/02