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内容説明
向かうは、日本“安楽死”の道か?
暴落リスクと隣合わせでも高価格・低金利を維持する現状を、名付けて「ハイブリッド・バブル」。黒田日銀総裁のもと、さらに市場の買い上げが進むなか、「不安定な安定性」の均衡は崩れるのか? 日本の国債危機と、リーマンショック、欧州危機の違いを解き明かす。
目次
第1章 いったい何が起きているのか
第2章 日本国債の投資家たち
第3章 国債ハイブリッド・バブル
第4章 サブプライム・バブル、欧州国債バブルとの比較
第5章 「ハイブリッド・バブル」暴落?
第6章 金融市場、金融機関、そして日本経済の「安楽死」
第7章 日本経済の未来 望ましい国債政策
第8章 真の「ハイブリッド」バブルの始まり
補論 ハイブリッド・バブルの理論的モデル
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まゆまゆ
3
今の国債市場では暴落は起こらない。それは考えの違う投資家の存在が相互作用を起こしているからだという。リーマンショックが起きた際のバブル崩壊の要素が日本国債市場で見られない、と。腑に落ちる説明で納得。しかし日銀の新たな金融政策でこの均衡が崩れ、現在のバブルが崩壊することは確実である、と。崩壊シナリオはスペキュレーションの存在が増して現在の均衡が崩れたときか。2013/12/16
nori
3
I am not a supporter of reflation policy. However, author did not explain how different after Koroda bazooka and just refereed to 3 players of JGB repeatedly. In fact 10 year future rate is stable and Nikkei is not powerful enough as of Nov, 2013. 2013/11/07
turtle
3
国債の価格がなぜ高いままなのか、丁寧な分析がされていて、腑に落ちました。 日銀の国債購入が、政府部門という非効率で付加価値を生まないところに資金を集中させ、それが日本経済を低迷させているという分析はすごいと思います。2013/08/21
ミッキー
1
アベノミクス関連で読みました。大胆な緩和の副作用が分かりました。国債について市場崩壊が懸念されているが、その可能性の条件についてよく分かりました。リーマンもいつ崩壊するかがわからなかったが、本書が国債崩壊については示唆を提供してくれると思いました。とても勉強になりました。2014/03/22
Coolcats
0
ムーバーという言い方は参考になった、資金の逃避先であった国債がこれからどうなるのから考えさせられ一冊です、2014/11/23
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