新潮新書<br> 反省させると犯罪者になります

個数:1
紙書籍版価格
¥880
  • 電子書籍
  • Reader
  • 特価

新潮新書
反省させると犯罪者になります

  • 著者名:岡本茂樹【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 特価 ¥462(本体¥420)
  • 新潮社(2013/11発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106105203

ファイル: /

内容説明

犯罪者に反省させるな──。「そんなバカな」と思うだろう。しかし、犯罪者に即時に「反省」を求めると、彼らは「世間向けの偽善」ばかりを身に付けてしまう。犯罪者を本当に反省に導くのならば、まずは「被害者の心情を考えさせない」「反省は求めない」「加害者の視点で考えさせる」方が、実はずっと効果的なのである。「厳罰主義」の視点では欠落している「不都合な真実」を、更生の現場の豊富な実例とともに語る。

目次

第1章 それは本当に反省ですか?(2度の接触事故を起こした時の私の本音 「後悔」が先、「反省」はその後 ほか)
第2章 「反省文」は抑圧を生む危ない方法(「模範的な反省文」から読み取れること 反省は抑圧を生み、最後に爆発する ほか)
第3章 被害者の心情を考えさせると逆効果(被害者の視点を取り入れた教育 矯正教育なんかしない方がマシ? ほか)
第4章 頑張る「しつけ」が犯罪者をつくる(りっぱなしつけが生き辛さを生む 「しつけ」がいじめの一因に ほか)
第5章 我が子と自分を犯罪者にしないために(問題行動の背景をいっしょに考える 親から「迷惑をかけられたこと」を考える ほか)